・注意事項
筆者は映画及びスピンオフを見ていません。
読者(主にゼッツが好きな人)にとって不快な文章があるかもしれません、悪しからず。
目次
・簡易感想
・夢オチで半年間をゴミにする
・ストーリー
・キャラクター
・設定
・アクション
・まとめとテーマ考察
・簡易感想
「究極のゴミ」
そうでなかったら「東映が世界に向けて送り出す渾身のギャグ作品」だろう。
まあその笑える要素が「あまりの酷さにおもわず笑ってしまう」なのだが……。
個人的にはもはや作品とすら呼びたくないレベルである。
同期のギャバンインフィニティも大概だったが「何をやっているんだろう?何を目標にしているんだ?何をしたら終われるんだ?」と記事のタイトル通り「何も分からないから何も分からない、日本語を喋れ」と言いたくなるのだ。
・夢オチで半年間をゴミにする
これがゼッツ最大の特徴であり、歪さの根源だろう。
1年間やる番組の半年、24話のラストで主人公が目覚め1話ラスト時点まで時が戻る。
そして続く25話で、これまでの話は主人公が見ていた予知夢だと明かされる。
夢オチまでの半年がめちゃくちゃつまらない
まずこれがやばい、そもそもの前提である予知夢編がめちゃくちゃつまらない。
ここら辺はストーリーの方に書くが、主に夢主探し,深層心理の解明,コードの闇、どれらを取っても要領を得ない説明がされる。
当然その説明が分かるわけがなく、理解したとしてもそれがどのくらい物語において重要なのか分からないという二重の罠になっている。
これはこれが夢だと悟られない用に&夢オチ後に新展開をやりたいがため、基本的な情報すら出し渋る傾向にあるからこうなっている。
公式的には夢オチに向かって全力を尽くした気なのだろうが正直この時点で僕は「半年間まともにやれてないのにもう半年で何か出来るわけないじゃん」となった。
ちなみに個人的にはこの予知夢編は見ても見なくても変わらないと思っている。
何故かと言えば……
夢オチ後は予知夢に関係ない新展開になる
からである。
どういうことかと言うと25話で(時系列的に)1話時点に戻り、また2話から同じ展開がされるのかと思ったら違うのだ。
当然また24話同じ内容をやればそれこそ非難轟々だろうが。
ルート分岐が最初の最初で大きく変わるので予知夢の大半の話がなかったことになる。
3話でナイトメアと呼ばれる怪人が現実世界に出現した影響で多くの人にこのナイトメアを生み出す可能性を持ってしまった。
そして何故こんな事態になったかと言うと、主人公が怪人をなんか倒さなかったからである。
なんかってなんだよと思うだろう、なんかとはボムナイトメア(今週の怪人枠)が「これ(警視庁爆破)は俺がとりついている夢主が密かに望んでいることだ!」と言われ、「そんなまさか!?」と驚いたからである。
驚いた後に怪人は逃げ、そしてこれをだめ押しのようにもう一回やって怪人は現実の世界に実体化した。
別にこの怪人がめちゃくちゃ強いとかではない、現に実体化した怪人を主人公はその時点で持っている力で倒せている。
まじで「はやく倒せよ……」としか思わない展開をやっているのだ。
正気とは思えないがこれが2,3話で起こった事だ主人公が「夢主がこんなこと願っているはずがない!!」と怪人を放置しているから実体化している、ちなみに夢主の願望は正確には「こんな警察なんて潰されてしまえ!!」だろうが主人公はこの願望を抱いた理由を探す訳でも願望を持たないように夢主を説得することもしない。
そして25話でこのボムナイトメアを今度は夢主の夢世界にいる内に倒したのでナイトメアの大感染はなくなり、これ以降感染の影響で生まれるナイトメアもそれによる夢主の話も丸々カットされるのだ。
これ本当にボムナイトメアを夢世界で倒しておけば良いだけなんだよな、感染が防げても同じ運命になってしまうみたいな事もない。
予知夢の内容が大して活かされない
これも理由は前述した通り、そもそも活かせる情報がほとんどないし、これ以降夢主の話はなくなっていく。
1周目だと何も分からなかった上に2周目でも何も分からないから動きようがないのだ。
更にジークが登場する事によりいよいよ予知夢とは全く関係がない展開になるのだ。
トドメに夢主探しや深層心理だの心の扉だの、1周目で重要視していた要素は2周目ではまるでなかったかのようになる。
言葉自体も深層心理が(叶えたいと言う意味の)夢に置き換わっているように感じた。
夢オチの代償
ここまで意味の無い予知夢展開をやって更に当然のようにデメリットも発生する。
何か起きた際、特に主人公にとって都合の悪い状況になった時に視聴者に「どうせこれも予知夢なんでしょ?」と疑いを持たれるのだ。
因みに公式的に「現実世界に月が出ていなければ予知夢」としているのだが、……正直予知夢編で誰が気づくのだろう?
大体現実世界パートはよっぽどの事が無い限りは昼で、月が空に映っているかどうかを気にする人間なんていないだろう。
仮面ライダーガヴ(別の作品でも構わない)で昼間や夜に月が映ってないからこれは主人公が見ている夢なんだ!なんて言う奴はいないだろう。
無いものを気にする意味がないのだ。
一応例えば真っ昼間の現実世界パートで「やたら(月が映ってない)空を見せてくるけどなんだこれ?」と思わせるのが関の山だろう。
この伏線(笑)の実にくだらないのが別に月でなくても良いことだ。
例えば映してないけど犬が『にゃー』と鳴いてたんですよ!
映してないけど子どもは必ず走って移動してたんですよ!
となんとでも言えるし予知夢の伏線に出来てしまう。
予知夢よりも被害が大きい
予知夢を経て主人公の莫はこの内容を登場人物達に共有してこう言う、「俺の悪夢を現実にするな」と。
予知夢で自身のせいで被害が出たので、今度こそそうならないようにしようと言うのだ。
では予知夢での被害を見てみよう。
死者:莫,ノクス,ザ・レディ(以下・は省く),ファイブ,シックス,(恐らくディザスターナイトメアに取り込まれた多くの子ども達),ザレディ襲撃によるコードの職員が複数
被害的にも最初の大感染は被害と言えるし、警視庁爆破とディザスターナイトメアによる被害、ザレディは(多分)コードの日本拠点に被害を与えている。
ねむも連行され、良くて実験の対象、最悪処刑されるだろう。
これが最終的に現実でどうなったかと言うと……、
死者:ゼロ,ザレディ,スリー,ファイブ,シックス,パニッシュにナイトメア化されたコソ泥(弟),カタストロムが襲撃した全コード基地の職員(100人越えてそう)
被害的にはジークがねむを利用したナイトメア実体化による被害、コソ泥兄弟が起こした事件、世界にあったコード基地は潰され(ナイトメアに対抗するであろう技術もノクスが壊している)、コードは消滅
お分かりいただけただろうか?
明らかに現実世界(2周目)の方が被害が大きいのである。
違うのが莫とノクスが生存してねむが自由になったくらいだ。
すごいのは莫が予知夢で自身のせいでファイブとシックスが殺され、ノクスを手に掛けないといけないと言ってたのにも関わらずファイブとシックスが殺されているのだ。
ちなみに2人とも助けられなかったやむを得ない事情があるわけでもない、なんだったらシックスは莫の目の前で殺されている。
より良い結果を目指した結果がこれだ、「1周目で死んだ人達は2周目でも死ぬ運命なんだよね……」なんて夢を叶えるらしいライダーが言えるわけもない、なによりメイン3人がのうのうと生きてる時点で破綻している。
・ストーリー
1クール目からまずやばかった。
前述したナイトメアに感染した夢主探し、その深層心理と心の扉の解明。
基本2話構成でやってるのだが終始ナニコレ状態である。
まず大前提たる夢主探しは普通に意味が分からなかった。
「今回悪夢をみている夢主は誰だ!?」と莫が考えるわけだがこれいるか?
そもそも「他人の悪夢に潜入してナイトメアを倒す」みたいなコンセプトなのに誰の悪夢か分からないって何?
エージェントが「警備が厳重な建物に潜入したがここはどこなんだ?」なんてアホな話しないでしょ。
ゼロが莫を他人の夢に送り込むみたいな話でも、ゼロが誰の夢か言わないなんて意味のないことしないだろうし。
ここら辺は4,5話(悪名高い花嫁の回)が歪みだとは思うんだよね。
「結婚式をめちゃくちゃにする悪夢を見てるのが幼馴染みだと思いました?残念、実は花嫁が見てる悪夢でした!」っていう視聴者を驚かせたいだけで何も考えてなさそうなの。
実際その後の夢主探しは「そもそもこいつしかいなくね?」みたいなパターンが増えていったからね。
深層心理と心の扉も同様にやる意味がない、ただかったるい話だった。
「夢主も自覚していない願望や不安を悪夢として歪んだ形で見せる」
ナイトメアの目的はこうなんだけど結局それに対する答えが「倒せば良くない?」にしかならない。
深層心理を解明しなければナイトメアが倒せないなんて設定は全くない。
心の扉も人によって数が違うので時間を掛ければ掛けるほどナイトメアが実体化する可能性が上がるのだ。
深層心理で言えば夢主が軽視されがちなのがダメだと思う。
まず主人公と夢主に接点を持たせる所からやらないといけない、現実世界で「夢でお会いしましたよね?」とか言ってくる不審人物と話をしないといけない。
そして上記したように深層心理は夢主すら自覚していないのでお悩み相談展開に出来ないのだ。
また夢オチをやり更に3話以降の展開がなくなった事により、1周目で心が晴れやかになった夢主全員が曇っていることになる。
そして新展開をやらないといけないのでそんな夢主達を描写する暇もなく、以後全く触れないで終わる。
花嫁は飛行機に怯えながらハネムーン旅行するし、社長はねむの事に悩み続ける、コックは弟子が覚醒しない。
ただでさえ解決しているとは思えない終わり方をしている夢主達も一様に深層心理に悩み続けるだろう。
CODEの闇
1クール目ラスト辺りから敵であるノクスによって出てきた話題。
莫が今まで夢の存在だと思っていた極秘機関『CODE』(基本的にコードと表記)は実在し、そのコードには闇があると言うのだ。
だが主人公ですら夢の存在だと思っているのでそもそもコードの事は全く描写されていないので視聴者的には「コードの闇ってなんだろう?」となる。
にも関わらずノクスは「コードの闇ンゴ」としか言わず、コードについてもどういう組織なのか描写されないのは変わらない。
実態のよく分からない組織の上は実は腐っていると言われても、どういう組織なのか分からないのでピンとこない。
仮面ライダーガッチャードの『錬金連合』と全く同じ事象が発生している。
基本的に触れない
一応ノクスが示したコードの闇はあるにはある。
1つ目は「莫(ゼッツ)が使うカプセムの中にはナイトメアが居る」と言うもの。
後述するが厳密にはゼッツが使うカプセムは基本的にはナイトメアではないのだが今は一旦置いておく。
単に「来い、ナイトメア!」とかバリアカプセムから出した存在に対して言ってる無能がマヌケに見えるだけしか問題は発生しない。
これに対して莫はどうするかと言うと……特に気にしなかった。
ガチャは以降も普通に回してカプセムをゲットしている。
ある時突然「ずっとカプセムの中にナイトメアがいる意味を考えていた」と言い出すが、全然考えている素振りはない嘘である。
2つ目は「莫が昔通っていた塾は実はドリームラーニングによるエージェント養成所であり、莫のエージェントに対する憧れはそこで洗脳されたものによる」と言う事。
これに対して莫はどうするか、……特に気にしなかった(2回目)。
カプセムはまだ「まあ力は使いようだからね……」と言い訳できるだろうが、自身の価値観に影響を及ぼしてるかもしれない事柄を気にしないのは流石に無理があるだろう。
因みにこのドリームラーニング塾の講師はノクスである。
……事情を知らない闇バイトとかでも「これなにやってるんだ?」と疑問を抱いて欲しいし、知っていたら自分もコードの闇に荷担している事になる。
予知夢後
予知夢後からはジーク登場により元々1周目とは違う展開が更に違う展開になる。
そして何が起きるかと言えば……しょうもない小競り合いを繰り返して終わる。
ジーク→コード→ゴアナイトメアと戦う敵が変わるもやってる事は変わらない。
着地点が分からない
簡易感想でも書いたけどストーリーとしてどこに着地するのか全然分からないんだよね。
どういう展開になるのか読めないんじゃなくて、どうにもならない展開にしかなっていない。
ナイトメアに親玉(発生源)がいないからラスボスを倒しても別にナイトメアは生まれ続ける。
ラスボスを倒したら何か明確に状況が良くなるかと言えば……どうなんだろうね?結局ねむからナイトメアが発生し続ける事に変わりはなさそうだからなぁ。
コードが潰れて結局は莫がまたナイトメア対策機関を作り直してるから潰す意味もあんまりない。
キャラ達が物語を通じて変化はあったんだろうけど希薄すぎてどうもこうもない。
そしてやることはない
最終盤は一番酷かった。
パニッシュを倒して残るゴアナイトメアはファントムとオブリビオン。
この時点で残りは7話なのでこの2体を倒すなんて3話でも長い方だ。
で、実際何をしたかと言えば……
初手から特に振り返ることもない総集編をたれながした。(44話)
次にこの総集編でねむ以外の登場人物達が消えたのでねむがそれを思い出す。(45話)
そしてファントムを倒すのに特に意味の無いノクスを道連れにさせる。(46話)
オブリビオンに舐めプして負ける(47話)
ジークが復活してノクス(とついでにザレディとファントム)を連れて2人でオブリビオンに挑んで負けて、ついでに莫も負ける。(48話)
ねむがオブリビオンを自分ごと消したのでねむを助ける。(49話)
そしてオブリビオン相手に3人挑んで、でも倒せないから最終回限定フォームで倒す。(50話)
やりたいことは分からないが間違いなくやることはないからテキトーにやって尺を稼いでる。
最たる象徴は49話ラストのゼッツ対オブリビオンだろう、47話で舐めプして負けてるのにも関わらず何故かインパクトに変身して舐めプして当然のように負けている。
大真面目に「3人ライダー同時変身は絶対に最終回にやりたいな~→でも莫が1人で変身して戦う状況になっちゃった→エクスドリームが変身解除したら弱く見えちゃう(今更)からインパクトで舐めプさせよう!」か「尺余ったからとりあえず苦し紛れに作った戦闘シーン」かのクソの2択だと思う。
因みに変身ノルマに関してはこの回の前半に既に消化している。
販促ノルマも残り1話なのであってないようなものだろう。
・キャラクター
大半が「結局こいつ何がしたかったんだろうな……」となる。
・万津 莫
主人公。あまり目立たないが作中でも1,2を争うクズだった。
「普通の好青年」、これはほぼ毎回冒頭の語りで聞く彼自身の認識である。
そして夢世界では「無敵のエージェント」として活動する。
無敵のエージェント(笑)
重要なのは無敵のエージェントと言うのは本人が憧れなりきろうとしている姿であり、二重人格とは少し違うことだと思う。
それ故に怪人は普通に逃がすし、無敵と思えるほどすごい描写はない。
人格面に関しても現実世界の莫の自我が強いので、ノクス抹殺に関しては結構抵抗をみせている。
今じゃないだろ
そんな歪みが蓄積して崩壊したのが22話である。
多数の子どもを取り込んで実体化したディザスターナイトメアとそれを利用してコードに復讐しようとするノクス。
当然コードはナイトメア討伐とノクス抹殺のため莫を含めた3人のエージェントに任務を与えるのだが……
莫がノクス抹殺に反対して更にコードは信用できないと言い出したのだ。
これまでコードには闇があるとノクスからさんざん言われたのに気にもとめてなかったが、よりにもよってこんなタイミングで言い出すのだ。
そもそもの前提で言えばノクス抹殺に対して反発した結果がノクスが暴れ放題している現状であり、つまりその原因は莫にあると言っても過言ではないだろう。
なんだったらファイブは莫に対してはナイトメア討伐の方に専念してくれと言っている。
このナイトメアも夢世界で子ども達の心の扉が開くのを防げなかった莫に責任がある。
にも関わらずナイトメアを倒しにいく事すらしないでその場にへたりこんだ、その結果ファイブとシックスが殺されてしまった。
冗談抜きでお前が行かなかったせいだぞとしか言えない。
このクズ性格は予知夢を経ても矯正されなかった。
例えば30話で妹の美浪が実は血が繋がっておらず、莫を監視するためのエージェントだったのだと明かされる。
その時莫はめちゃくちゃキレてたのだが普通に謎だった。
まず美浪自身もコードや莫の事を知ったのが4年前でそれまではずっと実の家族と言う認識で過ごしてきたズッコケポイントが発生している。
美浪が20歳なのでまあ単純に考えても16年間は妹だと思って過ごしているのだからもうそれは家族同然だろう。
莫はこの時「だってコードが俺の事撃ってきたんだもん!」とわめいてるのだが、富士見にすら「それは予知夢の話だろ……?」と諭されているので莫が滑稽にしか見えない。
というか予知夢の話を持ちだすなら、その時仲間にしようとしていたノクスは普通に莫を殺そうとした事があったしかなりの人に被害を与えている。
一体どういう心境で予知夢の話をしたのだろうか……。
ファインドねむ
莫の1つの目標のはずなのだがこれが全くもってねむを探そうとした事はなかった。
しかも予知夢と現実の2回とも目覚めたねむがなんかふらふら歩いていた所を見つけるだからね。
ねむの深層心理的な意味での見つけると考えてもねむとの絡みが全然ないからな……。
莫がそこまでねむを特別に思う理由すら思い浮かばない、恋愛感情って訳でもないんでしょ?
俺が全部守る(笑)
コード(スリー)が発動したコードソムニアを止めるためにファイブを説得する際に言ったのがこの「俺が全部守ってやる」である。
まずこれを言っている時点で既にシックスが死んでるのだが……まあそれは一旦置いておこう。
そう思ってたらファイブが殺された。
裏切り者は処されるから仕方ないみたいな割りきりでもギリギリだろう。
ついでにノクスがスリーを殺している。
全てに敵は含まれていないらしい。
謎のコードがなくなったら病
ゴアナイトメアが敵に変わってからも被害は相変わらず出まくっていた。
ジークをパニッシュから分離したら改心するんじゃね?と根拠が全く無いその試みで、当たり前のようにパニッシュは逃げて当たり前のように被害を発生させている。そして当のジークもあんまり変わらなかった。
その後莫は何故か「コードがなくなったら俺はどうしたらいいんだ?」と訳の分からない悩みを持ち出す。
……莫はコードに反旗を翻して「これからはエージェントセブンじゃなくてエージェントゼッツだ」とかイキってたはずなのだがどういう事なのだろうか?
しかもこれを言ってる時にもパニッシュによる被害は普通に出ている。
よりヤバイのはこの悩みに2回目があるのだ。
コードがカタストロフによって壊滅した際にノクスに対して同じことを言って助言をもらおうとした。
当たり前だがこれを言っている間もカタストロフが暴れている可能性がある。
なんだったらカタストロフは(一応)実の父親であるゼロを殺した張本人なのだが……。
そして案の定カタストロフは莫の家にあるゼッツルームを襲撃して危うく美浪が死にかけている。
全てを守ると発言してこのザマだ。
予知夢よりも甚大な被害が発生していて見向きもしない、まさに「という夢を見ていたクズ」だ。
最終盤になるとやたら夢世界の住人になるフラグを見せていたが結局目覚めた。
『夢の住人って「人柱」にすらなれていない、ゼッツという作品においても明確な逃げとすら思うんだけどね。』
こんな素振りまでしていたのだが流石に外してきた。
とは言え莫に現実世界に対する思い入れとかなさそうだから何も思えないんだよね……。
目覚める過程がファイナルステージで描かれる事に怒ってる人が割りといたけど、過程を無きものにしていくゼッツだからそこは重要じゃないと思うんだけどね。
まあかといって目覚めた後の話もやっぱり全然思い浮かばないからなぁ、詰みである。
夢をテーマにした作品の主人公が何も成し遂げていない、ゼッツで狙って一貫して作ったものがこれなら成功だろう。
・ノクス
ゼッツどころか他の作品でもトップクラスのクソキャラクターになれるポテンシャルを秘めた存在。
彼の最大の特徴は敵か味方か分からない、なんならなんでこいつは今こんな行動を起こしているのか分からないクラス。
2号ライダーのパブリックイメージの枠組みから脱したいで出てきたのがクソライダーって皮肉すらならないよなぁ。
逆恨みポエマー
一応出てきた最序盤が好感度が高いんだよね。
ポエムながらも視聴者含めた莫の知らない情報を与えてくれる、公式の認識である「優しい奴」の10割がそこにある。
それが一気に腐ったのが1クール目終盤、コードの闇を言い始めたことだろう。
既に書いたがノクスが話したコードの闇を莫は全く気にせずに話が進んでしまったのは非常にまずかった。
それに加えノクスが裏切った理由であろう事件が「増援送ってくれんかったンゴ」であり逆恨みにしか見えない内容である。
これ本当にノクスが増援を要請してゼロに断られるという描写だけしかないから、当時の状況とか何も分からないんだよね。
それ故に増援要請を断ったのは間違っていないんじゃない?とさえ思える。
ノクス自身もこの後、暗闇が怖いと言い出したり発信機に気づかないなど無能描写を積み上げてるのもまたポイントが高い。
ほぼ全てのキャラクターに言えるけど視聴者が共感できないものを動機に動いてるから、まじで「お前は何をやってるんだ?」ってなるんだよな。
属性盛り盛り
・莫が幼い頃塾講師をやっていた
・警視庁の怪事課に派遣される
・それはそうとコードナンバー4として活動
・コードが怪しそうだから国家機密が隠された絵画を寄贈
・増援送ってくれんかったンゴ
・夢の世界から出られなくなったンゴ
・レディに会う
ノクスと言えばこの過密スケジュールも特徴である。
1つ目以外は本編開始の3年間に起きてる事だ。
図鑑からある程度それっぽい時系列を組み立てている。
莫の講師、怪事課の小鷹賢政、エージェント4、コードに反逆するノクス
このように常識的に考えても最低2キャラに分けるくらいに要素を盛りに盛っている。
正義感とは?
そしてゼッツの特徴である「描写はしない」によりこの要素も全て信用できなくなる。
まず塾講師は全く触れない、情報だけ出した。
個人的には公式サイトやインタビューであれだけ「かつての教え子が……」みたいなこと言っていって、本編では全然触れていないのは何かのバグを疑う。
次に怪事課の小鷹とコードナンバー4、こちらもその当時の描写は1個しかない。
富士見から「小鷹は正義感の強い男だった」とかなりの頻度で聞かされるのだが、その1個しかない描写を元に主張するのは無理がありすぎる。
なかったことにした(出来てない)からセーフ
その正義感を元に幾度となくノクスは説得と罪帳消しを受ける。
予知夢で出した犠牲者は夢でいなくなったからセーフ、まだ夢主は巻き込んでないからセーフ。
……まあ既に富士見にボムナイトメアを植え付けて巻き込んでるんだけどね。
お前は正義感が強いし、証拠なんてないからスリーを殺してもコードの技術壊してもセーフセーフ。
※なおこの時ノクスは賢者モードになってベルトを捨てようとしていました。
しかも富士見に話したことがまあ酷い、「コード壊しても現実世界の一般人は何もかわらないなぁ、俺はなんのために戦ってきたんだ……?」
やはりとんでもないアホの無能である。
コードは極秘防衛機関と言う名前なので一般人に影響ないのは当たり前だ。
影響があるのはこれから先だろう。
なにせナイトメアを退治する機関がなくなったのだ、居酒屋にいる客の誰かがナイトメアにとりつかれるかもしれない。
なんだったらこの時はカタストロフが暴れているので、次の瞬間居酒屋が客ごと崩壊したら何を言うつもりだったんだ?お前は。
どういう心境だよ
このようにノクスという人格ひとつとっても「何を思ってこんなこと言ってるんだ……?」となるムーブしかしない。
コードの闇ンゴ!→予知夢で莫に殺されたから大人しくしとくか……→ザレディにねむを守るように言われたンゴ→コードの闇ンゴ!→ナイトメアが悪いンゴ!→ねむ復活なんて諦めるンゴ!→なんかしらんけどオブリビオン倒すンゴ!
全部行き当たりばったりで雑、そういう意味ではゼッツで出しといて良かったキャラクターだろう。
・ジーク
3号ライダー。
明晰夢パワーで殺人を犯しまくり懲役1000年をくらった。
「最高の悪夢」を見るために暗躍する。
そうなんだ……。
Q,何故人々に悪夢を見せようとするのか?
A,生まれた時から罪人になる運命であり、それを罰してくれる存在が現れるのを期待していたから。
この回答の部分は本編2回目の総集編にて初めて明かされる。
なおその前の回がジークメイン回だったのだがこんな話は全然していない。
これもゼッツの特徴だよね、全体的に「そんな話だったんだ?(今初めて聞いたな)」ってなるやつ。
ジークは正直それ以上でもそれ以下でもない、あまりに自己完結しすぎている。
罪人になるしかない呪われた運命→ならばいっそ暴れまわるか→結局自分の事を罰してくれる存在はあらわれなかったな→でもねむとの交流を通じて、もしかしたらこんな俺でも生きていいのかもしれない。
夢とか深層心理とかの設定がなくてもこの流れは成立するんだよね……。
悪夢という単語を連呼しておきながら一番ゼッツに合わないキャラクターだと思う。
・ねむ
ヒロイン……なんだけど、あまりに空気過ぎて書かれなくても誰も指摘しないキャラクター。
国民的アイドルで誰の夢にも現れる。
改めて考えると国民的アイドルからいらないんだよな。
アイドル要素全然ないし、誰の夢にも現れる存在レベルで認知されている割には4年間新規映像がないことに誰も疑問を抱かないって何さ?
普通に「夢主も会ったこともない、知らない少女が毎回出てくるけど彼女は一体……?」みたいな存在の方が通るでしょ。
ねむがナイトメアを生み出してる問題も結局解決してなさそうだしなぁ、心持ちの問題だったら機嫌悪かったらナイトメア生んでダメじゃんだし。
積み重ならない
終盤の彼女を巡る抗争は一番しょうもなかった。
お得意の描写しない事でねむの重要性とか他キャラクターにたいするねむの思い入れとかまるでないもん。
世界を守るためにねむ1人が犠牲になるなんて許せない!みたいな流れだったけど視聴者はねむなんてどうでもいいから何も思わないいんだよね……。
ねむを取り戻す時に語った正義感が強いだの一緒に戦っただの視聴者の存在しない記憶を使うの普通にホラーだよ。
なにより莫との関係性が一番やれてないっていう、「なんかいる」で終わったら何もないのは当たり前でしょ……。
論点がおかしい
オブリビオンが語るにはねむは現実世界で生きていい存在ではない、それは彼女自身も自覚していると言う。
ここ、なんかまるでねむが夢世界にしかいない存在みたいに語ってるけど、ねむは普通に十数年現実世界で生きてるんだよね……。
そもそも彼女が寝たきりになった原因てナイトメアのブラックケースとか関係ないんでしょ?
一応ねむが、自分がナイトメアを生み出す存在だと知る事が重要と考えても結局そこに向き合わないからなぁ……。
・富士見
小鷹狂、終始必要性が全く分からなかった人。
怪事課事態が役に立たないんだよね、序盤から情報役としての立ち回りですらコードか美浪が代替になってる。
ノクス説得要員としても1つの回想をひたすら擦ってるの無理がある。
・ゴミ女
南雲なすか
富士見はまあ小鷹病を表さなければ気にはならないがこっちはナチュラルに暴力を振るクソキャラクターである、消せ。
富士見に対してしか蹴りはしないんだけどいちいち生々しくて普通に不快なんだよな。
「ゼッツで1番嫌いなキャラクターは?」と聞かれたら間違いなく僕は彼女の名前を答えます。
・ゼロ
おやっさん枠、なので出番にムラがある。
バイク態を持ってるけどあまり意味はない。
莫の父親なんだけどやっぱり「一応」と着けたくなるくらいには親子関係の描写はない。
最後は死んで「まあ悪い人じゃなかったよね」みたいな評価になりました。
……莫にドリームラーニング受けさせたりゼッツダークネスを放置してたり結構クソな面が大きいと思うけどね。
世界を守るためにやってたら問題ないらしい。
・万津 美浪
莫の妹、終わり。
ヒロイン力としてはねむよりもずっと高いんだけど、それも(血が繋がってないとは言え)妹属性によるものがかなり強いと思う。
・ザレディ
ボス枠、かと思ったらそうでもなかった人。
予知夢編だとコード拠点に攻め込んだりと積極的だったのがやはりそこで死んだことを知って引きこもった。
まじでファントムと融合するまで何にもやってないよな?融合してからも何かやってた印象はないけど。
やっぱり共感できない
彼女の行動原理は自分の娘であるねむが現実世界で生きるようにする事。
その回想からダメだった。
ねむはザレディが産んだ実の娘ではない。
この時点で「ねむを実の娘だと思い込んでるイカレおばさん」になるのだが、彼女がコードに反逆した理由もまた酷かった。
コードはザレディの悪夢から生まれたねむが貴重なサンプルとして研究対象にしたいのだがザレディはそれに反抗したのだ。
生まれた経緯を考えればコードの行動は正しいだろう、ザレディに言わなければ良かっただけだ。
これも一応「自分が妊娠している夢から生まれた存在がねむだから……」と、なんでそんな夢を見てんだよというツッコミを除けば言い訳は出来る。
しかしゼロと同じくねむとの親子描写は全然ないので感情移入が出来ないのだ。
現実世界で目覚めたねむ、だが既に自身の目は潰れその姿を見ることが出来ずにねむに看取られる。
ちゃんとやってればすごくいいシーンを不意に出来るのはもはや才能だろう。
10割を役者の演技力で誤魔化している。
最後はなんかねむと一緒に夢世界で歩いてました。
……生きてたら「この制作陣、人を騙す事だけは全力を注ぐよな……」、死んでたら「これってねむの都合の良い解釈によって生まれた正しく幻影なんだよね……」
はい、クソの2択です。お好きな方をどうぞ。
・スリー
ボス枠かと思ったらそうでもなかった人(2人目)
コードのトップに上り詰めたいのか、ゼロを蹴落とそうとしたりコードソムニアを発動したりした。
ハブられる
彼で印象的な事柄といえばゼッツ内外、特に視聴者から謎に嫌われている事であろう。
敵対してたんだから当たり前でしょと言おうにもこれまで敵対してきたノクスやザレディ、ジークは許されている風潮にあり、何故かスリーだけは対象外だ。
話の中でもその3人は「実は良い人なんだよ」、「悪人だって夢を見たって良いじゃない」と許される雰囲気を作ってるのにスリーにはない。
多分スリーにも悲しき過去とまでは行かなくても、「部下達を殺したのは苦渋の決断だったんだよね……」とか「コードソムニアを発動したのはナイトメアを撲滅させるためだったんだよ」とかフォローがあれば嫌っている人達は割と手のひらを返すだろう。
まあ2つ目に関してはスリー自身が言ってるわけだが。
そんなに?
て言うかスリーにそこまで悪みたいなのを感じないんだよね。
別にすごく良い人なんて言う気はないが。
莫を排除しようとするのはそもそも彼がコードに反逆してるからだし、部下を殺したのも反逆されたら面倒だし。
コードソムニアだってゼロがデメリットをきちんと伝えていたら別の方法を模索する可能性だってあるでしょ。
・ファイブとシックス
印象はそんなにない。
ファイブさんはコード信者だけど割と正論を言うので好感度は高い、だけど逆に言えばそれくらいしかないんだよね……。
シックスの方はレギュラーのなすかと友人なんて設定があるんだけど、案の定の描写しないでそこの関係性はあろうがなかろうが困らない。
怪事課に次いで要らない2人だよね、販促のための要員て考えたらいっそ合体させとけばいいし。
・ゴアナイトメア達
原初のナイトメア(←原初のナイトメアってなんだよ)
後述するけどナイトメアの目的がそもそも不明瞭で、そんな存在の幹部格なら更に不明瞭だった。
終盤に出てきて主人公達と戦うわけだど唐突に出てきたから強そうとかヤバそうみたいな感じが全然ない。
まあこれも感覚としてはガッチャードの冥黒王にだいぶ近いよなぁ、グリオンが怪人としてメンバー入りしたくらいの違いしかない。
各ゴアナイトメア達の印象。
カタストロフ:中盤に出てきた主人公の中にいるナイトメアと言う存在にも関わらず全然出てこなかった。
まじでなに?終盤で戦ってる時になんかくっちゃべってたけど何の話してるのかピンとこなかった。
パニッシュ:ゴア達の中では一番印象が薄い、ジークの中にいるナイトメアだけど何がしたかったのかよく分からなかった。
ファントム:ザレディの中にいるナイトメア、ねむを生んだ原因だがそこら辺はあんまり触れない。
ザレディと融合が時々主導権を握られていてなんで融合したのか謎、最後はザレディと相討ちになった。
結局何がしたかったのかよく分からなかった(2回目)
オブリビオン:ラスボスだがストーリー項にある引き伸ばしのおかげで全然そんな格はなかった。
ねむに対する態度も上述の通り論点がおかしいと感じた。
最終回で夢に関してなんか言ってたが、ゼッツは夢の話なんて全然してないので何の話をしているのか分からなかった。
・エイト
最終回で出てきた人、「出す意味がない」で考えればこの人が一番のキャラだろう。
映画にも出てきたらしいが反応を見る限りでは「こいつ誰だ?」ってなるキャラらしい。
そして本編を見ても誰なのかは分からない。
コード再建のために動くもそれは莫に仕組まれた事でした終わり。
……本当にそれ以外に何もない、莫がなんでエイトに対してそんなことしたのか分からないし。
ドリームラーニング被害者みたいな設定もさ、そういの中盤に出すキャラクターでやんなきゃだめじゃん。
シックスこと紅覇でやることでしょうに。
莫は「コードに従うんじゃなくて自分の人生生きてみたら?」と言ってたけど映画ではこの人をエイト呼びしたらしい、名前は聞いとこうね。
七転び八起き、八百万、こうも何もないのはすごいね、ゼッツの主人公になれるよ。
というか預かり知らぬ生い立ちなんて最終回で聞いてもどうしようもないんだからさ、普通に「莫のようにエージェントに憧れているけど叶うか不安な少年/少女」が莫に後押ししてもらうで良くない?
ああ、「いやいや、莫はエージェントになる夢を叶えてないからw」ってなるからダメかw
・設定
これも大半が「結局これなんだったんだろうな?」ってなるやつばかり。
・ナイトメア
ゼッツの怪人、なんだけど結局何がしたいのか分からなかった。
夢主を乗っ取って(融合?)してそれから現実世界で暴れてどうするんだろうね?
オブリビオンとかねむ以外の人間を消滅させようとしていたけど、設定的に夢を見る人間がいなくなったらナイトメアが生まれなくなるはずなのにね。
どれがどれ?
ナイトメアで特徴的なのはその種類の多さだろう。
①自然発生する奴
②ねむが生み出して送り出している奴
③コードがカプセムに閉じ込めた奴
④ジークの監獄にいる奴
大体4種類、もっと分ければかなりの数になる。
基本的にコードは①のタイプを撲滅しようとしているのだが話の中で戦うのは②のタイプという謎のズレが生じている。
これはノクスやザレディが②のタイプを送っているからだが、話によって③のタイプの話をしたり①のタイプの話をしたりしてどれの話をしているのか分かりづらい。
因みに「ゼッツこれなんだったんだ選手権」があれば優勝候補は④のタイプだろう。
ジークの監獄にナイトメアが囚われているのだが何故囚われているのか全く説明されない。
シャドウなんかは監獄からノクスの元に向かうのは予知夢でもやっているはずだ、でないと「なんでこれだけ長い期間眠っているのにノクスはナイトメアに乗っ取られていないんだ?」ってなるからね。
そしてこの監獄にいたナイトメアは最終的に存在がなかったかのようにいなくなっている。
……本当になんだったんだろうか?
・カプセム
中にナイトメアが入っている、ゼッツルームのガチャから出てくる、被るとカプセムの力が強化される。
・どうやってコードはカプセムにナイトメアを閉じ込めたんだ?
・ゼッツのカプセムは4つの属性に分けられているけどなんで?
・被ると強化されるってどういうこと?
と、この時点で謎が割とある。
実は違うらしい
ゼッツの使うカプセムは公式図鑑を見るに崩壊の力、つまりはカタストロフの力の一部を抽出しているようだ。
・だから崩壊の力の一部をどうやってカプセムに閉じ込めてんだよ?
・結局崩壊の力が4属性に分けられているのはなんで?
・被ったら崩壊の力が強まるのはなんで?
疑問が減らずただ置き換わっただけになってしまった。
というか4属性って本当に何の意味があったの?崩壊の力だけそんな細かく分けても何もなかったよね?
・ゼッツダークネスナイトメア
ゼッツの中でも明らかに絶対後付けだと言える設定。
莫の人助けをしようとすると不幸にあってしまう、その原因となった存在。
ゼロの悪夢にとりついてゼッツの完成の夢を阻止するため莫を不幸にあわせる。
予知夢編であった莫の不幸は(ザレディの仮説ではあるが)「莫の中にいる崩壊の力(カタストロフ)がブラックケースを起こしている」って方がよほど納得感あるんだよねこれ。
ゼロの悪夢になってしまったせいで
「ゼロって十数年間莫が不幸にあう悪夢を見て何の対応もしなかったの?やっぱクズじゃん」とか「そもそも莫が人助けしようとするタイミングでゼロが都合よく眠って悪夢を見てないとおかしくない?」とか「これだけ長い期間潜伏してるのにゼッツダークネスが心の扉を開けてゼロを乗っ取らない意味が分からなくない?」とかツッコミ所が生まれまくるのだ。
後崩壊の力の一部を見てなおさら後付けの確信が深まった。
図鑑の設定が間違いないならカタストロフはバリアを張ったり気流を操ったり出きるわけでしょ?
でも本編だとそんな事全くやらなかったんだよね……。
ゼッツダークネスがゼッツの写し鏡(ではないんだけど)にしちゃったからカタストロフさんは暴れさせることしか出来なかったって考えたら筋は通るよ。
・コードの闇
コード自体はよく分からん組織なんだけど数少ない描写を見る限り、すごいホワイトな組織に見えるのはバグだと思う。
元々世界各地で起きる怪現象やナイトメアの対処してるから悪の組織ではないんだよね。加えて
シックスが情報漏洩に繋がるミスをしてしまった→エージェントの記憶は消して普通の生活を送らせるか
とか美浪もエージェント同士がくっついてできた娘だけど幼少期からエージェントにさせようみたいのはなかったりとか
実は普通に良い組織なのでは?ってノイズが入る、少なくとも一個人の私怨で潰れていい組織じゃないでしょ。
コードが潰れた後最終回で莫がまたゼッツって名前の組織作ったけどさ、コードってナイトメア専門対策組織ではないんだよね……。
9割がナイトメア事案でも残り1割は対処できない(しない)からそれでどのくらい被害が出るんだろうねー。
・アクション
デザイン
まずデザイン面から語る、ぶっちゃけ「普通」から抜ける事はなかった。
仮面ライダー1号をアメコミ風にしたらこうなるよねって感じ。
ダサくはないけど飛び抜けてかっこいいかと言われたら別に……ってなる塩梅。
強いて言えば印象的なのはミッドナイトシャドウかな、背中まで見た感想が「こういうアイスあるよな……」だった、ガヴに毒されている。
そういう意味ではデザインに統一性みたいなのは感じないよなぁ、ノクスとかドォーンとか何を基にしたんだ?
胸ベルト
ゼッツと言えばこれだろう、従来腰で巻いていたベルトを胸にタスキ掛けで巻く。
これもあんまり何も思わなかった。
というかこっちの方に何もないのはヤバいだろってなるレベル。
まずストーリー上で胸に巻く意味がどこにもない、1話でAED兼ペースメーカーの役割を果たすのかと思ったらそんな事はなかった。
別に胸ベルトになったらアクションが良くなったみたいな感じもしないしなぁ、なんだったらベルトを撮す都合かやけにアップの画があった印象。
アイテム自体もカプセルで丸いから胸から飛び出るんだよね……、強化アイテムほどその傾向は強い、エクスドリームなんて蔑称が「おしゃぶり」だからね。
個人的にはノクスが特にヤバいと思った、カプセムをセットしてベルト自体を回して変身するんだけどその時の動作が妙にゆったりして死ぬほどダサいんだよね……。
強化アイテムは2個のカプセムを嵌めるみたいな感じだから更にダサさが増した。
後これはあんまり関係ないけどマイスのデザインを見てて「目が滑る」んだよね。
今までベルトがあった腰周りが何もないと、視線はそら上半身か足元の2択になる、「全身を見る機会」が減る可能性があるなら胸ベルトはとっとと廃止して欲しいもんだよ。
『何でもあり』は『どうでもいい』と紙一重
つまりゼッツのアクションはどうでもいいに分類されてしまうのだ。
動き自体はこれまた悪くはない、……悪くはないけど特別良いとまでは言えないのだ。
フォームチェンジが空気
カプセムの所にも書いたけどゼッツのフォームは大きく4属性に分けられ計10フォームある。
……計算があってないがそれは一旦無視しておこう、ゼッツはこの10フォームはおろか4属性すらまともに使い分けれなかった。
まぁ属性と言っても「肉体・文明・精神・次元」と全然ピンと来ない言葉の羅列なのだが。
基本フォームのインパクトはやたら使われてはいたけどそれ以外は使用回数1桁クラスだろう、因みにこれも公式図鑑で「“初期の仮面ライダーゼッツ”はカプセムの力を駆使して戦った」なんて言い訳じみた予防線が張られていた。
はっきり言ってフォームを出すだけなのでただの紹介にしかなっていません。
強化フォームだとオルデルムって結局何が強みのフォームだったんだろうね?
足場作りとか「それ明晰夢パワーでできないの?」ってなるんだよな。
ノクスになるとより悲惨だ。
彼はガンとウルフの2つ派生がある。
ガンはそのまま銃が生えて、ウルフは剣が生える。
……彼が持っているブレイカムバスターはデカくはあるが銃と大剣の2つのモードがある、作ってて何も思わなかったのだろうか?
印象がない
そもそもで言ったら印象的な戦いがあんまりない、序盤の対ナイトメア戦もそこまでだったが、中盤からナイトメアが空気化してだらだらと物語の都合で勝ても負けもない戦いをやっていた。
それ故にパワーバランスがない。
勝つか負けるかは物語が進展するかどうかで決まってしまう。
「こいつそんな強かったっけ?」が割とな感覚で発生するのだ。
緊張感がない
エクスドリームは何でもありの極致だろう。
攻撃を受けやられそうにたる度に「俺を倒す夢でも見ていたのか?」となかった事に出来る。
夢オチに出来るって能力的には「最強」に見えそうだけど実装は全然だった。
初登場で戦ったジークとかですら厳しかったんだけど次に戦ったのがシックスなのがダメだった。
夢に出来るって、つまりこれ1回普通に負けてるんだよな?……弱くね?
こういう思考になって最強とはほど遠い能力なんだなと感じた。
夢オチ能力以上の強みとかもないから歴代でも普通に下の方じゃないかな?
まあその夢オチ能力を考えたら「最雑魚フォーム」が一番ふさわしいだろう。
話を戻して夢オチ能力のもう1つの欠点が、やられても「どうせ夢にするんでしょ?」ってなって全然緊張感がないんだよね……。
ゴアナイトメア戦が顕著だった。
でも何故かオブリビオンではあんまり使わないっていうね、予算でも尽きたの?
明晰夢パワー
これも1つの特徴……と言うにはやっぱり印象がないんだけどね。
地面とか壁とか文字通り引っ張って突出させるんだけどそれだけだった。
それで出来ることなんてせいぜい敵の攻撃を防ぐくらいでしょ。
しかもこの力を活かす方向でも「これ変身する意味あるか?」みたいになりそうだから詰みだよね。
そうじてゼッツのアクションてCGの多用とかもあってか全体的に「特撮である意味」を感じなかった。
そらCGとか進化しても行き着く先は「もうそれアニメで良くない?」だからね、「人間がスーツを着てアクションする」事がいかに重要なのか考えた方がいい。
・まとめとテーマ考察
一応テーマ考察はしてみる。
まず思い付くのが「夢は叶う、現実になる」だね、エクスドリーム回が顕著。
見当たらない
で、「夢を叶えたキャラクターが見当たらない、そもそも叶えたい夢を持った奴いたっけ?」ってなる。
見方にもよるんだろうけど、僕的には莫って結局「エージェントになる」夢を叶えてないんだよね。
夢の中でいくらなったって現実にはなってないからなぁ。
後そもそもその夢自体がドリームラーニングによる洗脳でそうなったわけだからね。
洗脳でもやっていく内にエージェントになりたい、その思いは嘘じゃないってやらないとねぇ……。
他のキャラクター達に至っては夢夢連呼する割には夢が何なのか分かんないんだよね。
「夢は自由」
こっちは寝る時に見る夢の方ね、こっちもそんな印象ないけど。
コードソムニアが全人類の夢を統一してそれに反発したり、コソ泥回の時に「悪人だって夢を見てもいいじゃない」と言ったり。
でもそれ以上はないんだよね、夢の素晴らしさを見せるわけでもない。
夢世界に入れない怪事課の存在意義を薄れさせるって自由どころか縛りでしかない、不自由だよね。
「夢ってこんなもんだよね……」
これは悪い方にとらえたもの、でも個人的にはこれが一番当てはまるんだよね。
「夢は夢だよ、見たって何かあるわけでもない。意味なんて考えても無駄無駄、意味があるわけないじゃん」
予知夢でリセットしたあげくその予知夢すら不意にする、何も考えてなかったと言われなきゃ納得できないくらいにはぐちゃぐちゃなんだよね。
「子どもから大人に変身する」
『ギーツとの共通点は9月に始まるゼッツ、シリーズ構成の高橋悠也さんにも繋がってくるからね。
ギーツの場合単純に「つまらない」が大半を占ちゃったのでゼッツでは何か見いだせたら良いなと思っていた。彼の作風から、そこから見える根本をゼッツで見れれば満足としたい。
その面で天気の子は参考になると思うからね。』
こんな妄言を言ってた人がいたらしい、僕ですね。
ものの見事に裏切られた。
キャラ評で書いたけど莫に魅力が無さすぎるからね……、ずっとなんか気に入らないから喚いていたクソガキだった、大人になれよ。
こんなもんかな、高橋悠也脚本は今の所3作品開いて来るみたいなルーティーんがあるけど、出来れば令和10作品目はお控えなすって欲しいですね。
ライドカメンズを考えると間が空いてない、休ませるべきだみたいな風潮もあるしね。
ライドカメンズと言えば個人的にはそこまで拒否反応はでなかったんだよね。
というか構造を考えると彼の適正ってライダーよりかプロジェクトレッド、もっと言えばギャバンインフィニティだったんじゃない?
オムニバスに近い方式で各次元の主役キャラクターを立たせるって考えたら割とありだとは思うけど。
妄想でしかないし、結局誰がやろうが「24話かけて夢オチをやる」んだからゼッツ自体のたどる道は変わらないんだけどね。