何も分からないから何も分からない「仮面ライダーゼッツ」感想

・注意事項

筆者は映画及びスピンオフを見ていません。

読者(主にゼッツが好きな人)にとって不快な文章があるかもしれません、悪しからず。

 

 

 

 

目次

・簡易感想

・夢オチで半年間をゴミにする

・ストーリー

・キャラクター

・設定

・アクション

・まとめとテーマ考察

 

・簡易感想

「究極のゴミ」

そうでなかったら「東映が世界に向けて送り出す渾身のギャグ作品」だろう。

まあその笑える要素が「あまりの酷さにおもわず笑ってしまう」なのだが……。

 

個人的にはもはや作品とすら呼びたくないレベルである。

同期のギャバンインフィニティも大概だったが「何をやっているんだろう?何を目標にしているんだ?何をしたら終われるんだ?」と記事のタイトル通り「何も分からないから何も分からない、日本語を喋れ」と言いたくなるのだ。

 

・夢オチで半年間をゴミにする

これがゼッツ最大の特徴であり、歪さの根源だろう。

1年間やる番組の半年、24話のラストで主人公が目覚め1話ラスト時点まで時が戻る。

 

そして続く25話で、これまでの話は主人公が見ていた予知夢だと明かされる。

 

夢オチまでの半年がめちゃくちゃつまらない

まずこれがやばい、そもそもの前提である予知夢編がめちゃくちゃつまらない。

 

ここら辺はストーリーの方に書くが、主に夢主探し,深層心理の解明,コードの闇、どれらを取っても要領を得ない説明がされる。

当然その説明が分かるわけがなく、理解したとしてもそれがどのくらい物語において重要なのか分からないという二重の罠になっている。

 

これはこれが夢だと悟られない用に&夢オチ後に新展開をやりたいがため、基本的な情報すら出し渋る傾向にあるからこうなっている。

 

公式的には夢オチに向かって全力を尽くした気なのだろうが正直この時点で僕は「半年間まともにやれてないのにもう半年で何か出来るわけないじゃん」となった。

 

ちなみに個人的にはこの予知夢編は見ても見なくても変わらないと思っている。

 

何故かと言えば……

 

夢オチ後は予知夢に関係ない新展開になる

 

からである。

どういうことかと言うと25話で(時系列的に)1話時点に戻り、また2話から同じ展開がされるのかと思ったら違うのだ。

 

当然また24話同じ内容をやればそれこそ非難轟々だろうが。

 

ルート分岐が最初の最初で大きく変わるので予知夢の大半の話がなかったことになる。

 

3話でナイトメアと呼ばれる怪人が現実世界に出現した影響で多くの人にこのナイトメアを生み出す可能性を持ってしまった。

 

そして何故こんな事態になったかと言うと、主人公が怪人をなんか倒さなかったからである。

 

なんかってなんだよと思うだろう、なんかとはボムナイトメア(今週の怪人枠)が「これ(警視庁爆破)は俺がとりついている夢主が密かに望んでいることだ!」と言われ、「そんなまさか!?」と驚いたからである。

驚いた後に怪人は逃げ、そしてこれをだめ押しのようにもう一回やって怪人は現実の世界に実体化した。

 

別にこの怪人がめちゃくちゃ強いとかではない、現に実体化した怪人を主人公はその時点で持っている力で倒せている。

 

まじで「はやく倒せよ……」としか思わない展開をやっているのだ。

 

正気とは思えないがこれが2,3話で起こった事だ主人公が「夢主がこんなこと願っているはずがない!!」と怪人を放置しているから実体化している、ちなみに夢主の願望は正確には「こんな警察なんて潰されてしまえ!!」だろうが主人公はこの願望を抱いた理由を探す訳でも願望を持たないように夢主を説得することもしない。

 

 

そして25話でこのボムナイトメアを今度は夢主の夢世界にいる内に倒したのでナイトメアの大感染はなくなり、これ以降感染の影響で生まれるナイトメアもそれによる夢主の話も丸々カットされるのだ。

 

これ本当にボムナイトメアを夢世界で倒しておけば良いだけなんだよな、感染が防げても同じ運命になってしまうみたいな事もない。

 

予知夢の内容が大して活かされない

これも理由は前述した通り、そもそも活かせる情報がほとんどないし、これ以降夢主の話はなくなっていく。

 

1周目だと何も分からなかった上に2周目でも何も分からないから動きようがないのだ。

 

更にジークが登場する事によりいよいよ予知夢とは全く関係がない展開になるのだ。

 

トドメに夢主探しや深層心理だの心の扉だの、1周目で重要視していた要素は2周目ではまるでなかったかのようになる。

 

言葉自体も深層心理が(叶えたいと言う意味の)夢に置き換わっているように感じた。

 

夢オチの代償

ここまで意味の無い予知夢展開をやって更に当然のようにデメリットも発生する。

何か起きた際、特に主人公にとって都合の悪い状況になった時に視聴者に「どうせこれも予知夢なんでしょ?」と疑いを持たれるのだ。

 

因みに公式的に「現実世界に月が出ていなければ予知夢」としているのだが、……正直予知夢編で誰が気づくのだろう?

 

大体現実世界パートはよっぽどの事が無い限りは昼で、月が空に映っているかどうかを気にする人間なんていないだろう。

 

仮面ライダーガヴ(別の作品でも構わない)で昼間や夜に月が映ってないからこれは主人公が見ている夢なんだ!なんて言う奴はいないだろう。

 

無いものを気にする意味がないのだ。

 

一応例えば真っ昼間の現実世界パートで「やたら(月が映ってない)空を見せてくるけどなんだこれ?」と思わせるのが関の山だろう。

 

この伏線(笑)の実にくだらないのが別に月でなくても良いことだ。

例えば映してないけど犬が『にゃー』と鳴いてたんですよ!

映してないけど子どもは必ず走って移動してたんですよ!

となんとでも言えるし予知夢の伏線に出来てしまう。

 

予知夢よりも被害が大きい

予知夢を経て主人公の莫はこの内容を登場人物達に共有してこう言う、「俺の悪夢を現実にするな」と。

 

予知夢で自身のせいで被害が出たので、今度こそそうならないようにしようと言うのだ。

 

では予知夢での被害を見てみよう。

死者:莫,ノクス,ザ・レディ(以下・は省く),ファイブ,シックス,(恐らくディザスターナイトメアに取り込まれた多くの子ども達),ザレディ襲撃によるコードの職員が複数

被害的にも最初の大感染は被害と言えるし、警視庁爆破とディザスターナイトメアによる被害、ザレディは(多分)コードの日本拠点に被害を与えている。

ねむも連行され、良くて実験の対象、最悪処刑されるだろう。

 

これが最終的に現実でどうなったかと言うと……、

死者:ゼロ,ザレディ,スリー,ファイブ,シックス,パニッシュにナイトメア化されたコソ泥(弟),カタストロムが襲撃した全コード基地の職員(100人越えてそう)

被害的にはジークがねむを利用したナイトメア実体化による被害、コソ泥兄弟が起こした事件、世界にあったコード基地は潰され(ナイトメアに対抗するであろう技術もノクスが壊している)、コードは消滅

 

お分かりいただけただろうか?

明らかに現実世界(2周目)の方が被害が大きいのである。

違うのが莫とノクスが生存してねむが自由になったくらいだ。

 

すごいのは莫が予知夢で自身のせいでファイブとシックスが殺され、ノクスを手に掛けないといけないと言ってたのにも関わらずファイブとシックスが殺されているのだ。

 

ちなみに2人とも助けられなかったやむを得ない事情があるわけでもない、なんだったらシックスは莫の目の前で殺されている。

 

より良い結果を目指した結果がこれだ、「1周目で死んだ人達は2周目でも死ぬ運命なんだよね……」なんて夢を叶えるらしいライダーが言えるわけもない、なによりメイン3人がのうのうと生きてる時点で破綻している。

 

 

 

・ストーリー

1クール目からまずやばかった。

前述したナイトメアに感染した夢主探し、その深層心理と心の扉の解明。

基本2話構成でやってるのだが終始ナニコレ状態である。

 

まず大前提たる夢主探しは普通に意味が分からなかった。

「今回悪夢をみている夢主は誰だ!?」と莫が考えるわけだがこれいるか?

 

そもそも「他人の悪夢に潜入してナイトメアを倒す」みたいなコンセプトなのに誰の悪夢か分からないって何?

 

エージェントが「警備が厳重な建物に潜入したがここはどこなんだ?」なんてアホな話しないでしょ。

 

ゼロが莫を他人の夢に送り込むみたいな話でも、ゼロが誰の夢か言わないなんて意味のないことしないだろうし。

 

ここら辺は4,5話(悪名高い花嫁の回)が歪みだとは思うんだよね。

 

「結婚式をめちゃくちゃにする悪夢を見てるのが幼馴染みだと思いました?残念、実は花嫁が見てる悪夢でした!」っていう視聴者を驚かせたいだけで何も考えてなさそうなの。

 

実際その後の夢主探しは「そもそもこいつしかいなくね?」みたいなパターンが増えていったからね。

 

深層心理と心の扉も同様にやる意味がない、ただかったるい話だった。

 

「夢主も自覚していない願望や不安を悪夢として歪んだ形で見せる」

ナイトメアの目的はこうなんだけど結局それに対する答えが「倒せば良くない?」にしかならない。

 

深層心理を解明しなければナイトメアが倒せないなんて設定は全くない。

心の扉も人によって数が違うので時間を掛ければ掛けるほどナイトメアが実体化する可能性が上がるのだ。

 

深層心理で言えば夢主が軽視されがちなのがダメだと思う。

まず主人公と夢主に接点を持たせる所からやらないといけない、現実世界で「夢でお会いしましたよね?」とか言ってくる不審人物と話をしないといけない。

 

そして上記したように深層心理は夢主すら自覚していないのでお悩み相談展開に出来ないのだ。

 

また夢オチをやり更に3話以降の展開がなくなった事により、1周目で心が晴れやかになった夢主全員が曇っていることになる。

 

そして新展開をやらないといけないのでそんな夢主達を描写する暇もなく、以後全く触れないで終わる。

 

花嫁は飛行機に怯えながらハネムーン旅行するし、社長はねむの事に悩み続ける、コックは弟子が覚醒しない。

 

ただでさえ解決しているとは思えない終わり方をしている夢主達も一様に深層心理に悩み続けるだろう。

 

CODEの闇

1クール目ラスト辺りから敵であるノクスによって出てきた話題。

 

莫が今まで夢の存在だと思っていた極秘機関『CODE』(基本的にコードと表記)は実在し、そのコードには闇があると言うのだ。

 

だが主人公ですら夢の存在だと思っているのでそもそもコードの事は全く描写されていないので視聴者的には「コードの闇ってなんだろう?」となる。

 

にも関わらずノクスは「コードの闇ンゴ」としか言わず、コードについてもどういう組織なのか描写されないのは変わらない。

 

実態のよく分からない組織の上は実は腐っていると言われても、どういう組織なのか分からないのでピンとこない。

 

仮面ライダーガッチャードの『錬金連合』と全く同じ事象が発生している。

 

基本的に触れない

一応ノクスが示したコードの闇はあるにはある。

1つ目は「莫(ゼッツ)が使うカプセムの中にはナイトメアが居る」と言うもの。

後述するが厳密にはゼッツが使うカプセムは基本的にはナイトメアではないのだが今は一旦置いておく。

 

単に「来い、ナイトメア!」とかバリアカプセムから出した存在に対して言ってる無能がマヌケに見えるだけしか問題は発生しない。

 

これに対して莫はどうするかと言うと……特に気にしなかった。

ガチャは以降も普通に回してカプセムをゲットしている。

ある時突然「ずっとカプセムの中にナイトメアがいる意味を考えていた」と言い出すが、全然考えている素振りはない嘘である。

 

2つ目は「莫が昔通っていた塾は実はドリームラーニングによるエージェント養成所であり、莫のエージェントに対する憧れはそこで洗脳されたものによる」と言う事。

 

これに対して莫はどうするか、……特に気にしなかった(2回目)。

カプセムはまだ「まあ力は使いようだからね……」と言い訳できるだろうが、自身の価値観に影響を及ぼしてるかもしれない事柄を気にしないのは流石に無理があるだろう。

 

因みにこのドリームラーニング塾の講師はノクスである。

……事情を知らない闇バイトとかでも「これなにやってるんだ?」と疑問を抱いて欲しいし、知っていたら自分もコードの闇に荷担している事になる。

 

予知夢後

予知夢後からはジーク登場により元々1周目とは違う展開が更に違う展開になる。

そして何が起きるかと言えば……しょうもない小競り合いを繰り返して終わる。

 

ジーク→コード→ゴアナイトメアと戦う敵が変わるもやってる事は変わらない。

 

着地点が分からない

簡易感想でも書いたけどストーリーとしてどこに着地するのか全然分からないんだよね。

 

どういう展開になるのか読めないんじゃなくて、どうにもならない展開にしかなっていない。

 

ナイトメアに親玉(発生源)がいないからラスボスを倒しても別にナイトメアは生まれ続ける。

 

ラスボスを倒したら何か明確に状況が良くなるかと言えば……どうなんだろうね?結局ねむからナイトメアが発生し続ける事に変わりはなさそうだからなぁ。

 

コードが潰れて結局は莫がまたナイトメア対策機関を作り直してるから潰す意味もあんまりない。

 

キャラ達が物語を通じて変化はあったんだろうけど希薄すぎてどうもこうもない。

 

そしてやることはない

最終盤は一番酷かった。

パニッシュを倒して残るゴアナイトメアはファントムとオブリビオン。

この時点で残りは7話なのでこの2体を倒すなんて3話でも長い方だ。

 

で、実際何をしたかと言えば……

初手から特に振り返ることもない総集編をたれながした。(44話)

次にこの総集編でねむ以外の登場人物達が消えたのでねむがそれを思い出す。(45話)

そしてファントムを倒すのに特に意味の無いノクスを道連れにさせる。(46話)

オブリビオンに舐めプして負ける(47話)

ジークが復活してノクス(とついでにザレディとファントム)を連れて2人でオブリビオンに挑んで負けて、ついでに莫も負ける。(48話)

ねむがオブリビオンを自分ごと消したのでねむを助ける。(49話)

そしてオブリビオン相手に3人挑んで、でも倒せないから最終回限定フォームで倒す。(50話)

 

やりたいことは分からないが間違いなくやることはないからテキトーにやって尺を稼いでる。

 

最たる象徴は49話ラストのゼッツ対オブリビオンだろう、47話で舐めプして負けてるのにも関わらず何故かインパクトに変身して舐めプして当然のように負けている。

大真面目に「3人ライダー同時変身は絶対に最終回にやりたいな~→でも莫が1人で変身して戦う状況になっちゃった→エクスドリームが変身解除したら弱く見えちゃう(今更)からインパクトで舐めプさせよう!」か「尺余ったからとりあえず苦し紛れに作った戦闘シーン」かのクソの2択だと思う。

 

因みに変身ノルマに関してはこの回の前半に既に消化している。

販促ノルマも残り1話なのであってないようなものだろう。

 

 

 

・キャラクター

大半が「結局こいつ何がしたかったんだろうな……」となる。

 

・万津 莫

主人公。あまり目立たないが作中でも1,2を争うクズだった。

 

「普通の好青年」、これはほぼ毎回冒頭の語りで聞く彼自身の認識である。

そして夢世界では「無敵のエージェント」として活動する。

 

無敵のエージェント(笑)

重要なのは無敵のエージェントと言うのは本人が憧れなりきろうとしている姿であり、二重人格とは少し違うことだと思う。

 

それ故に怪人は普通に逃がすし、無敵と思えるほどすごい描写はない。

人格面に関しても現実世界の莫の自我が強いので、ノクス抹殺に関しては結構抵抗をみせている。

 

今じゃないだろ

そんな歪みが蓄積して崩壊したのが22話である。

多数の子どもを取り込んで実体化したディザスターナイトメアとそれを利用してコードに復讐しようとするノクス。

 

当然コードはナイトメア討伐とノクス抹殺のため莫を含めた3人のエージェントに任務を与えるのだが……

 

莫がノクス抹殺に反対して更にコードは信用できないと言い出したのだ。

 

これまでコードには闇があるとノクスからさんざん言われたのに気にもとめてなかったが、よりにもよってこんなタイミングで言い出すのだ。

 

そもそもの前提で言えばノクス抹殺に対して反発した結果がノクスが暴れ放題している現状であり、つまりその原因は莫にあると言っても過言ではないだろう。

 

なんだったらファイブは莫に対してはナイトメア討伐の方に専念してくれと言っている。

 

このナイトメアも夢世界で子ども達の心の扉が開くのを防げなかった莫に責任がある。

 

にも関わらずナイトメアを倒しにいく事すらしないでその場にへたりこんだ、その結果ファイブとシックスが殺されてしまった。

 

冗談抜きでお前が行かなかったせいだぞとしか言えない。

 

 

このクズ性格は予知夢を経ても矯正されなかった。

例えば30話で妹の美浪が実は血が繋がっておらず、莫を監視するためのエージェントだったのだと明かされる。

その時莫はめちゃくちゃキレてたのだが普通に謎だった。

 

まず美浪自身もコードや莫の事を知ったのが4年前でそれまではずっと実の家族と言う認識で過ごしてきたズッコケポイントが発生している。

 

美浪が20歳なのでまあ単純に考えても16年間は妹だと思って過ごしているのだからもうそれは家族同然だろう。

 

莫はこの時「だってコードが俺の事撃ってきたんだもん!」とわめいてるのだが、富士見にすら「それは予知夢の話だろ……?」と諭されているので莫が滑稽にしか見えない。

 

というか予知夢の話を持ちだすなら、その時仲間にしようとしていたノクスは普通に莫を殺そうとした事があったしかなりの人に被害を与えている。

 

一体どういう心境で予知夢の話をしたのだろうか……。

 

ファインドねむ

莫の1つの目標のはずなのだがこれが全くもってねむを探そうとした事はなかった。

 

 しかも予知夢と現実の2回とも目覚めたねむがなんかふらふら歩いていた所を見つけるだからね。

 

ねむの深層心理的な意味での見つけると考えてもねむとの絡みが全然ないからな……。

莫がそこまでねむを特別に思う理由すら思い浮かばない、恋愛感情って訳でもないんでしょ?

 

俺が全部守る(笑)

コード(スリー)が発動したコードソムニアを止めるためにファイブを説得する際に言ったのがこの「俺が全部守ってやる」である。

 

まずこれを言っている時点で既にシックスが死んでるのだが……まあそれは一旦置いておこう。

そう思ってたらファイブが殺された。

裏切り者は処されるから仕方ないみたいな割りきりでもギリギリだろう。

ついでにノクスがスリーを殺している。

全てに敵は含まれていないらしい。

 

謎のコードがなくなったら病

ゴアナイトメアが敵に変わってからも被害は相変わらず出まくっていた。

 

ジークをパニッシュから分離したら改心するんじゃね?と根拠が全く無いその試みで、当たり前のようにパニッシュは逃げて当たり前のように被害を発生させている。そして当のジークもあんまり変わらなかった。

 

その後莫は何故か「コードがなくなったら俺はどうしたらいいんだ?」と訳の分からない悩みを持ち出す。

 

……莫はコードに反旗を翻して「これからはエージェントセブンじゃなくてエージェントゼッツだ」とかイキってたはずなのだがどういう事なのだろうか?

しかもこれを言ってる時にもパニッシュによる被害は普通に出ている。

 

よりヤバイのはこの悩みに2回目があるのだ。

コードがカタストロフによって壊滅した際にノクスに対して同じことを言って助言をもらおうとした。

 

当たり前だがこれを言っている間もカタストロフが暴れている可能性がある。

なんだったらカタストロフは(一応)実の父親であるゼロを殺した張本人なのだが……。

そして案の定カタストロフは莫の家にあるゼッツルームを襲撃して危うく美浪が死にかけている。

 

全てを守ると発言してこのザマだ。

予知夢よりも甚大な被害が発生していて見向きもしない、まさに「という夢を見ていたクズ」だ。

 

最終盤になるとやたら夢世界の住人になるフラグを見せていたが結局目覚めた。

 

『夢の住人って「人柱」にすらなれていない、ゼッツという作品においても明確な逃げとすら思うんだけどね。』

こんな素振りまでしていたのだが流石に外してきた。

とは言え莫に現実世界に対する思い入れとかなさそうだから何も思えないんだよね……。

 

目覚める過程がファイナルステージで描かれる事に怒ってる人が割りといたけど、過程を無きものにしていくゼッツだからそこは重要じゃないと思うんだけどね。

 

まあかといって目覚めた後の話もやっぱり全然思い浮かばないからなぁ、詰みである。

 

夢をテーマにした作品の主人公が何も成し遂げていない、ゼッツで狙って一貫して作ったものがこれなら成功だろう。

 

・ノクス

ゼッツどころか他の作品でもトップクラスのクソキャラクターになれるポテンシャルを秘めた存在。

 

彼の最大の特徴は敵か味方か分からない、なんならなんでこいつは今こんな行動を起こしているのか分からないクラス。

 

2号ライダーのパブリックイメージの枠組みから脱したいで出てきたのがクソライダーって皮肉すらならないよなぁ。

 

逆恨みポエマー

一応出てきた最序盤が好感度が高いんだよね。

ポエムながらも視聴者含めた莫の知らない情報を与えてくれる、公式の認識である「優しい奴」の10割がそこにある。

 

それが一気に腐ったのが1クール目終盤、コードの闇を言い始めたことだろう。

 

既に書いたがノクスが話したコードの闇を莫は全く気にせずに話が進んでしまったのは非常にまずかった。

 

それに加えノクスが裏切った理由であろう事件が「増援送ってくれんかったンゴ」であり逆恨みにしか見えない内容である。

 

これ本当にノクスが増援を要請してゼロに断られるという描写だけしかないから、当時の状況とか何も分からないんだよね。

それ故に増援要請を断ったのは間違っていないんじゃない?とさえ思える。

 

ノクス自身もこの後、暗闇が怖いと言い出したり発信機に気づかないなど無能描写を積み上げてるのもまたポイントが高い。

 

ほぼ全てのキャラクターに言えるけど視聴者が共感できないものを動機に動いてるから、まじで「お前は何をやってるんだ?」ってなるんだよな。

 

属性盛り盛り

・莫が幼い頃塾講師をやっていた

・警視庁の怪事課に派遣される

・それはそうとコードナンバー4として活動

・コードが怪しそうだから国家機密が隠された絵画を寄贈

・増援送ってくれんかったンゴ

・夢の世界から出られなくなったンゴ

・レディに会う

 

ノクスと言えばこの過密スケジュールも特徴である。

1つ目以外は本編開始の3年間に起きてる事だ。

図鑑からある程度それっぽい時系列を組み立てている。

 

莫の講師、怪事課の小鷹賢政、エージェント4、コードに反逆するノクス

 

このように常識的に考えても最低2キャラに分けるくらいに要素を盛りに盛っている。

 

正義感とは?

そしてゼッツの特徴である「描写はしない」によりこの要素も全て信用できなくなる。

 

まず塾講師は全く触れない、情報だけ出した。

個人的には公式サイトやインタビューであれだけ「かつての教え子が……」みたいなこと言っていって、本編では全然触れていないのは何かのバグを疑う。

 

次に怪事課の小鷹とコードナンバー4、こちらもその当時の描写は1個しかない。

 

富士見から「小鷹は正義感の強い男だった」とかなりの頻度で聞かされるのだが、その1個しかない描写を元に主張するのは無理がありすぎる。

 

なかったことにした(出来てない)からセーフ

その正義感を元に幾度となくノクスは説得と罪帳消しを受ける。

 

予知夢で出した犠牲者は夢でいなくなったからセーフ、まだ夢主は巻き込んでないからセーフ。

……まあ既に富士見にボムナイトメアを植え付けて巻き込んでるんだけどね。

 

お前は正義感が強いし、証拠なんてないからスリーを殺してもコードの技術壊してもセーフセーフ。

※なおこの時ノクスは賢者モードになってベルトを捨てようとしていました。

しかも富士見に話したことがまあ酷い、「コード壊しても現実世界の一般人は何もかわらないなぁ、俺はなんのために戦ってきたんだ……?」

やはりとんでもないアホの無能である。

 

コードは極秘防衛機関と言う名前なので一般人に影響ないのは当たり前だ。

影響があるのはこれから先だろう。

なにせナイトメアを退治する機関がなくなったのだ、居酒屋にいる客の誰かがナイトメアにとりつかれるかもしれない。

なんだったらこの時はカタストロフが暴れているので、次の瞬間居酒屋が客ごと崩壊したら何を言うつもりだったんだ?お前は。

 

どういう心境だよ

このようにノクスという人格ひとつとっても「何を思ってこんなこと言ってるんだ……?」となるムーブしかしない。

コードの闇ンゴ!→予知夢で莫に殺されたから大人しくしとくか……→ザレディにねむを守るように言われたンゴ→コードの闇ンゴ!→ナイトメアが悪いンゴ!→ねむ復活なんて諦めるンゴ!→なんかしらんけどオブリビオン倒すンゴ!

 

全部行き当たりばったりで雑、そういう意味ではゼッツで出しといて良かったキャラクターだろう。

 

・ジーク

3号ライダー。

明晰夢パワーで殺人を犯しまくり懲役1000年をくらった。

「最高の悪夢」を見るために暗躍する。

 

そうなんだ……。

Q,何故人々に悪夢を見せようとするのか?

A,生まれた時から罪人になる運命であり、それを罰してくれる存在が現れるのを期待していたから。

 

この回答の部分は本編2回目の総集編にて初めて明かされる。

なおその前の回がジークメイン回だったのだがこんな話は全然していない。

 

これもゼッツの特徴だよね、全体的に「そんな話だったんだ?(今初めて聞いたな)」ってなるやつ。

 

ジークは正直それ以上でもそれ以下でもない、あまりに自己完結しすぎている。

 

罪人になるしかない呪われた運命→ならばいっそ暴れまわるか→結局自分の事を罰してくれる存在はあらわれなかったな→でもねむとの交流を通じて、もしかしたらこんな俺でも生きていいのかもしれない。

 

夢とか深層心理とかの設定がなくてもこの流れは成立するんだよね……。

悪夢という単語を連呼しておきながら一番ゼッツに合わないキャラクターだと思う。

 

・ねむ

ヒロイン……なんだけど、あまりに空気過ぎて書かれなくても誰も指摘しないキャラクター。

 

国民的アイドルで誰の夢にも現れる。

改めて考えると国民的アイドルからいらないんだよな。

 

アイドル要素全然ないし、誰の夢にも現れる存在レベルで認知されている割には4年間新規映像がないことに誰も疑問を抱かないって何さ?

 

普通に「夢主も会ったこともない、知らない少女が毎回出てくるけど彼女は一体……?」みたいな存在の方が通るでしょ。

 

ねむがナイトメアを生み出してる問題も結局解決してなさそうだしなぁ、心持ちの問題だったら機嫌悪かったらナイトメア生んでダメじゃんだし。

 

積み重ならない

終盤の彼女を巡る抗争は一番しょうもなかった。

お得意の描写しない事でねむの重要性とか他キャラクターにたいするねむの思い入れとかまるでないもん。

 

世界を守るためにねむ1人が犠牲になるなんて許せない!みたいな流れだったけど視聴者はねむなんてどうでもいいから何も思わないいんだよね……。

 

ねむを取り戻す時に語った正義感が強いだの一緒に戦っただの視聴者の存在しない記憶を使うの普通にホラーだよ。

 

なにより莫との関係性が一番やれてないっていう、「なんかいる」で終わったら何もないのは当たり前でしょ……。

 

論点がおかしい

オブリビオンが語るにはねむは現実世界で生きていい存在ではない、それは彼女自身も自覚していると言う。

 

ここ、なんかまるでねむが夢世界にしかいない存在みたいに語ってるけど、ねむは普通に十数年現実世界で生きてるんだよね……。

そもそも彼女が寝たきりになった原因てナイトメアのブラックケースとか関係ないんでしょ?

 

一応ねむが、自分がナイトメアを生み出す存在だと知る事が重要と考えても結局そこに向き合わないからなぁ……。

 

・富士見

小鷹狂、終始必要性が全く分からなかった人。

怪事課事態が役に立たないんだよね、序盤から情報役としての立ち回りですらコードか美浪が代替になってる。

 

ノクス説得要員としても1つの回想をひたすら擦ってるの無理がある。

 

・ゴミ女

南雲なすか

富士見はまあ小鷹病を表さなければ気にはならないがこっちはナチュラルに暴力を振るクソキャラクターである、消せ。

 

富士見に対してしか蹴りはしないんだけどいちいち生々しくて普通に不快なんだよな。

「ゼッツで1番嫌いなキャラクターは?」と聞かれたら間違いなく僕は彼女の名前を答えます。

 

・ゼロ

おやっさん枠、なので出番にムラがある。

バイク態を持ってるけどあまり意味はない。

 

莫の父親なんだけどやっぱり「一応」と着けたくなるくらいには親子関係の描写はない。

 

最後は死んで「まあ悪い人じゃなかったよね」みたいな評価になりました。

……莫にドリームラーニング受けさせたりゼッツダークネスを放置してたり結構クソな面が大きいと思うけどね。

世界を守るためにやってたら問題ないらしい。

 

・万津 美浪

 

莫の妹、終わり。

 

ヒロイン力としてはねむよりもずっと高いんだけど、それも(血が繋がってないとは言え)妹属性によるものがかなり強いと思う。

 

・ザレディ

ボス枠、かと思ったらそうでもなかった人。

予知夢編だとコード拠点に攻め込んだりと積極的だったのがやはりそこで死んだことを知って引きこもった。

 

まじでファントムと融合するまで何にもやってないよな?融合してからも何かやってた印象はないけど。

 

やっぱり共感できない

彼女の行動原理は自分の娘であるねむが現実世界で生きるようにする事。

その回想からダメだった。

ねむはザレディが産んだ実の娘ではない。

この時点で「ねむを実の娘だと思い込んでるイカレおばさん」になるのだが、彼女がコードに反逆した理由もまた酷かった。

コードはザレディの悪夢から生まれたねむが貴重なサンプルとして研究対象にしたいのだがザレディはそれに反抗したのだ。

生まれた経緯を考えればコードの行動は正しいだろう、ザレディに言わなければ良かっただけだ。

 

これも一応「自分が妊娠している夢から生まれた存在がねむだから……」と、なんでそんな夢を見てんだよというツッコミを除けば言い訳は出来る。

 

しかしゼロと同じくねむとの親子描写は全然ないので感情移入が出来ないのだ。

 

現実世界で目覚めたねむ、だが既に自身の目は潰れその姿を見ることが出来ずにねむに看取られる。

 

ちゃんとやってればすごくいいシーンを不意に出来るのはもはや才能だろう。

10割を役者の演技力で誤魔化している。

 

最後はなんかねむと一緒に夢世界で歩いてました。

……生きてたら「この制作陣、人を騙す事だけは全力を注ぐよな……」、死んでたら「これってねむの都合の良い解釈によって生まれた正しく幻影なんだよね……」

 

はい、クソの2択です。お好きな方をどうぞ。

 

・スリー

ボス枠かと思ったらそうでもなかった人(2人目)

 

コードのトップに上り詰めたいのか、ゼロを蹴落とそうとしたりコードソムニアを発動したりした。

 

ハブられる

彼で印象的な事柄といえばゼッツ内外、特に視聴者から謎に嫌われている事であろう。

 

敵対してたんだから当たり前でしょと言おうにもこれまで敵対してきたノクスやザレディ、ジークは許されている風潮にあり、何故かスリーだけは対象外だ。

 

話の中でもその3人は「実は良い人なんだよ」、「悪人だって夢を見たって良いじゃない」と許される雰囲気を作ってるのにスリーにはない。

 

多分スリーにも悲しき過去とまでは行かなくても、「部下達を殺したのは苦渋の決断だったんだよね……」とか「コードソムニアを発動したのはナイトメアを撲滅させるためだったんだよ」とかフォローがあれば嫌っている人達は割と手のひらを返すだろう。

まあ2つ目に関してはスリー自身が言ってるわけだが。

 

そんなに?

て言うかスリーにそこまで悪みたいなのを感じないんだよね。

別にすごく良い人なんて言う気はないが。

 

莫を排除しようとするのはそもそも彼がコードに反逆してるからだし、部下を殺したのも反逆されたら面倒だし。

コードソムニアだってゼロがデメリットをきちんと伝えていたら別の方法を模索する可能性だってあるでしょ。

 

・ファイブとシックス

印象はそんなにない。

ファイブさんはコード信者だけど割と正論を言うので好感度は高い、だけど逆に言えばそれくらいしかないんだよね……。

 

シックスの方はレギュラーのなすかと友人なんて設定があるんだけど、案の定の描写しないでそこの関係性はあろうがなかろうが困らない。

 

怪事課に次いで要らない2人だよね、販促のための要員て考えたらいっそ合体させとけばいいし。

 

・ゴアナイトメア達

原初のナイトメア(←原初のナイトメアってなんだよ)

 

後述するけどナイトメアの目的がそもそも不明瞭で、そんな存在の幹部格なら更に不明瞭だった。

 

終盤に出てきて主人公達と戦うわけだど唐突に出てきたから強そうとかヤバそうみたいな感じが全然ない。

 

まあこれも感覚としてはガッチャードの冥黒王にだいぶ近いよなぁ、グリオンが怪人としてメンバー入りしたくらいの違いしかない。

 

各ゴアナイトメア達の印象。

カタストロフ:中盤に出てきた主人公の中にいるナイトメアと言う存在にも関わらず全然出てこなかった。

まじでなに?終盤で戦ってる時になんかくっちゃべってたけど何の話してるのかピンとこなかった。

 

パニッシュ:ゴア達の中では一番印象が薄い、ジークの中にいるナイトメアだけど何がしたかったのかよく分からなかった。

 

ファントム:ザレディの中にいるナイトメア、ねむを生んだ原因だがそこら辺はあんまり触れない。

ザレディと融合が時々主導権を握られていてなんで融合したのか謎、最後はザレディと相討ちになった。

結局何がしたかったのかよく分からなかった(2回目)

 

オブリビオン:ラスボスだがストーリー項にある引き伸ばしのおかげで全然そんな格はなかった。

ねむに対する態度も上述の通り論点がおかしいと感じた。

最終回で夢に関してなんか言ってたが、ゼッツは夢の話なんて全然してないので何の話をしているのか分からなかった。

 

・エイト

最終回で出てきた人、「出す意味がない」で考えればこの人が一番のキャラだろう。

映画にも出てきたらしいが反応を見る限りでは「こいつ誰だ?」ってなるキャラらしい。

 

そして本編を見ても誰なのかは分からない。

コード再建のために動くもそれは莫に仕組まれた事でした終わり。

……本当にそれ以外に何もない、莫がなんでエイトに対してそんなことしたのか分からないし。

 

ドリームラーニング被害者みたいな設定もさ、そういの中盤に出すキャラクターでやんなきゃだめじゃん。

シックスこと紅覇でやることでしょうに。

 

莫は「コードに従うんじゃなくて自分の人生生きてみたら?」と言ってたけど映画ではこの人をエイト呼びしたらしい、名前は聞いとこうね。

 

七転び八起き、八百万、こうも何もないのはすごいね、ゼッツの主人公になれるよ。

 

というか預かり知らぬ生い立ちなんて最終回で聞いてもどうしようもないんだからさ、普通に「莫のようにエージェントに憧れているけど叶うか不安な少年/少女」が莫に後押ししてもらうで良くない?

 

ああ、「いやいや、莫はエージェントになる夢を叶えてないからw」ってなるからダメかw

 

 

 

・設定

これも大半が「結局これなんだったんだろうな?」ってなるやつばかり。

 

・ナイトメア

ゼッツの怪人、なんだけど結局何がしたいのか分からなかった。

夢主を乗っ取って(融合?)してそれから現実世界で暴れてどうするんだろうね?

 

オブリビオンとかねむ以外の人間を消滅させようとしていたけど、設定的に夢を見る人間がいなくなったらナイトメアが生まれなくなるはずなのにね。

 

どれがどれ?

ナイトメアで特徴的なのはその種類の多さだろう。

①自然発生する奴

②ねむが生み出して送り出している奴

③コードがカプセムに閉じ込めた奴

④ジークの監獄にいる奴

大体4種類、もっと分ければかなりの数になる。

基本的にコードは①のタイプを撲滅しようとしているのだが話の中で戦うのは②のタイプという謎のズレが生じている。

これはノクスやザレディが②のタイプを送っているからだが、話によって③のタイプの話をしたり①のタイプの話をしたりしてどれの話をしているのか分かりづらい。

 

因みに「ゼッツこれなんだったんだ選手権」があれば優勝候補は④のタイプだろう。

 

ジークの監獄にナイトメアが囚われているのだが何故囚われているのか全く説明されない。

 

シャドウなんかは監獄からノクスの元に向かうのは予知夢でもやっているはずだ、でないと「なんでこれだけ長い期間眠っているのにノクスはナイトメアに乗っ取られていないんだ?」ってなるからね。

 

そしてこの監獄にいたナイトメアは最終的に存在がなかったかのようにいなくなっている。

……本当になんだったんだろうか?

 

・カプセム

中にナイトメアが入っている、ゼッツルームのガチャから出てくる、被るとカプセムの力が強化される。

 

・どうやってコードはカプセムにナイトメアを閉じ込めたんだ?

・ゼッツのカプセムは4つの属性に分けられているけどなんで?

・被ると強化されるってどういうこと?

 

と、この時点で謎が割とある。

 

実は違うらしい

ゼッツの使うカプセムは公式図鑑を見るに崩壊の力、つまりはカタストロフの力の一部を抽出しているようだ。

 

・だから崩壊の力の一部をどうやってカプセムに閉じ込めてんだよ?

・結局崩壊の力が4属性に分けられているのはなんで?

・被ったら崩壊の力が強まるのはなんで?

 

疑問が減らずただ置き換わっただけになってしまった。

というか4属性って本当に何の意味があったの?崩壊の力だけそんな細かく分けても何もなかったよね?

 

・ゼッツダークネスナイトメア

ゼッツの中でも明らかに絶対後付けだと言える設定。

莫の人助けをしようとすると不幸にあってしまう、その原因となった存在。

ゼロの悪夢にとりついてゼッツの完成の夢を阻止するため莫を不幸にあわせる。

 

予知夢編であった莫の不幸は(ザレディの仮説ではあるが)「莫の中にいる崩壊の力(カタストロフ)がブラックケースを起こしている」って方がよほど納得感あるんだよねこれ。

 

ゼロの悪夢になってしまったせいで

「ゼロって十数年間莫が不幸にあう悪夢を見て何の対応もしなかったの?やっぱクズじゃん」とか「そもそも莫が人助けしようとするタイミングでゼロが都合よく眠って悪夢を見てないとおかしくない?」とか「これだけ長い期間潜伏してるのにゼッツダークネスが心の扉を開けてゼロを乗っ取らない意味が分からなくない?」とかツッコミ所が生まれまくるのだ。

 

後崩壊の力の一部を見てなおさら後付けの確信が深まった。

図鑑の設定が間違いないならカタストロフはバリアを張ったり気流を操ったり出きるわけでしょ?

でも本編だとそんな事全くやらなかったんだよね……。

ゼッツダークネスがゼッツの写し鏡(ではないんだけど)にしちゃったからカタストロフさんは暴れさせることしか出来なかったって考えたら筋は通るよ。

 

・コードの闇

コード自体はよく分からん組織なんだけど数少ない描写を見る限り、すごいホワイトな組織に見えるのはバグだと思う。

 

元々世界各地で起きる怪現象やナイトメアの対処してるから悪の組織ではないんだよね。加えて

シックスが情報漏洩に繋がるミスをしてしまった→エージェントの記憶は消して普通の生活を送らせるか

とか美浪もエージェント同士がくっついてできた娘だけど幼少期からエージェントにさせようみたいのはなかったりとか

 

実は普通に良い組織なのでは?ってノイズが入る、少なくとも一個人の私怨で潰れていい組織じゃないでしょ。

 

コードが潰れた後最終回で莫がまたゼッツって名前の組織作ったけどさ、コードってナイトメア専門対策組織ではないんだよね……。

9割がナイトメア事案でも残り1割は対処できない(しない)からそれでどのくらい被害が出るんだろうねー。

 

・アクション

デザイン

まずデザイン面から語る、ぶっちゃけ「普通」から抜ける事はなかった。

仮面ライダー1号をアメコミ風にしたらこうなるよねって感じ。

 

ダサくはないけど飛び抜けてかっこいいかと言われたら別に……ってなる塩梅。

 

強いて言えば印象的なのはミッドナイトシャドウかな、背中まで見た感想が「こういうアイスあるよな……」だった、ガヴに毒されている。

 

そういう意味ではデザインに統一性みたいなのは感じないよなぁ、ノクスとかドォーンとか何を基にしたんだ?

 

胸ベルト

ゼッツと言えばこれだろう、従来腰で巻いていたベルトを胸にタスキ掛けで巻く。

 

これもあんまり何も思わなかった。

というかこっちの方に何もないのはヤバいだろってなるレベル。

 

まずストーリー上で胸に巻く意味がどこにもない、1話でAED兼ペースメーカーの役割を果たすのかと思ったらそんな事はなかった。

 

別に胸ベルトになったらアクションが良くなったみたいな感じもしないしなぁ、なんだったらベルトを撮す都合かやけにアップの画があった印象。

 

アイテム自体もカプセルで丸いから胸から飛び出るんだよね……、強化アイテムほどその傾向は強い、エクスドリームなんて蔑称が「おしゃぶり」だからね。

 

個人的にはノクスが特にヤバいと思った、カプセムをセットしてベルト自体を回して変身するんだけどその時の動作が妙にゆったりして死ぬほどダサいんだよね……。

強化アイテムは2個のカプセムを嵌めるみたいな感じだから更にダサさが増した。

 

後これはあんまり関係ないけどマイスのデザインを見てて「目が滑る」んだよね。

今までベルトがあった腰周りが何もないと、視線はそら上半身か足元の2択になる、「全身を見る機会」が減る可能性があるなら胸ベルトはとっとと廃止して欲しいもんだよ。

 

『何でもあり』は『どうでもいい』と紙一重

つまりゼッツのアクションはどうでもいいに分類されてしまうのだ。

動き自体はこれまた悪くはない、……悪くはないけど特別良いとまでは言えないのだ。

 

フォームチェンジが空気

カプセムの所にも書いたけどゼッツのフォームは大きく4属性に分けられ計10フォームある。

……計算があってないがそれは一旦無視しておこう、ゼッツはこの10フォームはおろか4属性すらまともに使い分けれなかった。

 

まぁ属性と言っても「肉体・文明・精神・次元」と全然ピンと来ない言葉の羅列なのだが。

 

基本フォームのインパクトはやたら使われてはいたけどそれ以外は使用回数1桁クラスだろう、因みにこれも公式図鑑で「“初期の仮面ライダーゼッツ”はカプセムの力を駆使して戦った」なんて言い訳じみた予防線が張られていた。

 

はっきり言ってフォームを出すだけなのでただの紹介にしかなっていません。

 

強化フォームだとオルデルムって結局何が強みのフォームだったんだろうね?

足場作りとか「それ明晰夢パワーでできないの?」ってなるんだよな。

 

ノクスになるとより悲惨だ。

彼はガンとウルフの2つ派生がある。

ガンはそのまま銃が生えて、ウルフは剣が生える。

……彼が持っているブレイカムバスターはデカくはあるが銃と大剣の2つのモードがある、作ってて何も思わなかったのだろうか?

 

印象がない

そもそもで言ったら印象的な戦いがあんまりない、序盤の対ナイトメア戦もそこまでだったが、中盤からナイトメアが空気化してだらだらと物語の都合で勝ても負けもない戦いをやっていた。

 

それ故にパワーバランスがない。

勝つか負けるかは物語が進展するかどうかで決まってしまう。

「こいつそんな強かったっけ?」が割とな感覚で発生するのだ。

 

緊張感がない

エクスドリームは何でもありの極致だろう。

攻撃を受けやられそうにたる度に「俺を倒す夢でも見ていたのか?」となかった事に出来る。

 

夢オチに出来るって能力的には「最強」に見えそうだけど実装は全然だった。

初登場で戦ったジークとかですら厳しかったんだけど次に戦ったのがシックスなのがダメだった。

 

夢に出来るって、つまりこれ1回普通に負けてるんだよな?……弱くね?

こういう思考になって最強とはほど遠い能力なんだなと感じた。

 

夢オチ能力以上の強みとかもないから歴代でも普通に下の方じゃないかな?

まあその夢オチ能力を考えたら「最雑魚フォーム」が一番ふさわしいだろう。

 

話を戻して夢オチ能力のもう1つの欠点が、やられても「どうせ夢にするんでしょ?」ってなって全然緊張感がないんだよね……。

ゴアナイトメア戦が顕著だった。

でも何故かオブリビオンではあんまり使わないっていうね、予算でも尽きたの?

 

明晰夢パワー

これも1つの特徴……と言うにはやっぱり印象がないんだけどね。

 

地面とか壁とか文字通り引っ張って突出させるんだけどそれだけだった。

それで出来ることなんてせいぜい敵の攻撃を防ぐくらいでしょ。

 

しかもこの力を活かす方向でも「これ変身する意味あるか?」みたいになりそうだから詰みだよね。

 

そうじてゼッツのアクションてCGの多用とかもあってか全体的に「特撮である意味」を感じなかった。

 

そらCGとか進化しても行き着く先は「もうそれアニメで良くない?」だからね、「人間がスーツを着てアクションする」事がいかに重要なのか考えた方がいい。

 

・まとめとテーマ考察

一応テーマ考察はしてみる。

 

まず思い付くのが「夢は叶う、現実になる」だね、エクスドリーム回が顕著。

見当たらない

で、「夢を叶えたキャラクターが見当たらない、そもそも叶えたい夢を持った奴いたっけ?」ってなる。

 

見方にもよるんだろうけど、僕的には莫って結局「エージェントになる」夢を叶えてないんだよね。

夢の中でいくらなったって現実にはなってないからなぁ。

 

後そもそもその夢自体がドリームラーニングによる洗脳でそうなったわけだからね。

洗脳でもやっていく内にエージェントになりたい、その思いは嘘じゃないってやらないとねぇ……。

 

他のキャラクター達に至っては夢夢連呼する割には夢が何なのか分かんないんだよね。

 

「夢は自由」

こっちは寝る時に見る夢の方ね、こっちもそんな印象ないけど。

 

コードソムニアが全人類の夢を統一してそれに反発したり、コソ泥回の時に「悪人だって夢を見てもいいじゃない」と言ったり。

 

でもそれ以上はないんだよね、夢の素晴らしさを見せるわけでもない。

夢世界に入れない怪事課の存在意義を薄れさせるって自由どころか縛りでしかない、不自由だよね。

 

「夢ってこんなもんだよね……」

これは悪い方にとらえたもの、でも個人的にはこれが一番当てはまるんだよね。

 

「夢は夢だよ、見たって何かあるわけでもない。意味なんて考えても無駄無駄、意味があるわけないじゃん」

 

予知夢でリセットしたあげくその予知夢すら不意にする、何も考えてなかったと言われなきゃ納得できないくらいにはぐちゃぐちゃなんだよね。

 

「子どもから大人に変身する」

 

『ギーツとの共通点は9月に始まるゼッツ、シリーズ構成の高橋悠也さんにも繋がってくるからね。

 

ギーツの場合単純に「つまらない」が大半を占ちゃったのでゼッツでは何か見いだせたら良いなと思っていた。彼の作風から、そこから見える根本をゼッツで見れれば満足としたい。

 

その面で天気の子は参考になると思うからね。』

 

こんな妄言を言ってた人がいたらしい、僕ですね。

ものの見事に裏切られた。

 

キャラ評で書いたけど莫に魅力が無さすぎるからね……、ずっとなんか気に入らないから喚いていたクソガキだった、大人になれよ。

 

 

こんなもんかな、高橋悠也脚本は今の所3作品開いて来るみたいなルーティーんがあるけど、出来れば令和10作品目はお控えなすって欲しいですね。

 

ライドカメンズを考えると間が空いてない、休ませるべきだみたいな風潮もあるしね。

 

ライドカメンズと言えば個人的にはそこまで拒否反応はでなかったんだよね。

というか構造を考えると彼の適正ってライダーよりかプロジェクトレッド、もっと言えばギャバンインフィニティだったんじゃない?

 

オムニバスに近い方式で各次元の主役キャラクターを立たせるって考えたら割とありだとは思うけど。

 

妄想でしかないし、結局誰がやろうが「24話かけて夢オチをやる」んだからゼッツ自体のたどる道は変わらないんだけどね。

 

つまずき続ける作風 『超かぐや姫!』感想

Netflixの方で見ました。

ネタバレ全開です。

 

目次

・初感

・ストーリー

・飛び飛びな展開

・キャラクター

 

 

 

・初感

全体を通してまず思ったのが「最初のエンディング詐欺やりたかっただけだろ」と全然なった。

 

思わずシークバーを動かして後1時間あると認識させる。

明らかに釣りにいってるよね(←ものの見事に釣られた人)

 

 

 

・ストーリー

ストーリー的にも最初の1時間がピークで「後歌うたってかぐやが帰ってくるだけなら1時間何すんねん」ってなったしね。

 

残りのかぐやとヤチヨの種明かしは普通にタイムパラドックス発生してるよね?

原初のルートはヤチヨ以外の国民的Vでもいてそれとコラボしようみたいな流れ自体は変わってないのかね?

 

これをやる意義もあんまり感じられないんだよな、最終的にヤチヨとかぐやがツクヨミに同時存在するのもややこしくなる。

 

 

・飛び飛びな展開

個人的には結構これを感じる事があった。

前半だと特にLOLパートがそうだった。

 

「今何をやっていてどういう状況なのか」をああいうゲームで瞬時に理解させるのは難しいでしょ。

初めの説明聞いても「……で何をしたら勝ちなの?」ってなったし。

 

シンプルに勝ってるのか負けてるのか分かれば良いんだけど、それすら別の話が差し込まれるから気が散るんだよな。

 

後あの手のゲームで残機制って結構クソじゃない?

キャラ性能とか役割分担とかあるけど、大部分がプレイスキルに作用されるゲームに3回死んだら動けませんて……。

 

 

 

・キャラクター

・かぐや

個人的には「最終的にボディを作ってもらうのは良いけど、どっかでかぐやの魂は成仏しないとダメだよなぁ」ってなった。

 

彩葉(達)との関係性を重視してるなら老いって避けられない問題だよね。

特に彩葉に会うために8000年生きてたわけだし。

 

出会いもあれば別れも大切なものと割りきって生き続けるならそれはそれで良いんだけどね。

 

(どちらかと言うと竹取物語の)かぐやと言えば求婚者の話は大分適当に済まされたよね、無理難題を押し付けてそれにどう屁理屈をつけるかってのがあの話の面白さなのに。

 

やっぱりヤチヨと同一人物ってしときながら、割りと別人として扱ってるのが面倒だよな。

単純に彩葉とのサクセスストーリーって考えるならかぐやかヤチヨのどっちかがいらなくなるし。

 

これも個人的にだけど前半は特に声を聞いてて「めっちゃディノワだなぁ……」ってなった。

 

声優がおんなじだからそう感じるかもだけどなんだろう?演じ方が似るキャラクターだったからなのかな?

 

ゴーラッシュは一挙そんな見てなかったけど声で何となく分かったからなぁ(ちなみにワイルズのアイルーもダマムーじゃんってPVの時点でなってた)

 

 

・酒寄 彩葉

ごめん、調べてて「こんな名前(漢字)だったの!?」ってなった。

酒寄って名字すら初めて知った気がする……。

 

翁の名前の「讃岐造」の讃岐の別読みから来てるらしい、讃岐で良くない?

まぁ作中でも大体「いろは」って呼ばれてるからどうでもいいけど(なんだったら、こだわるなら名前の方だろってなるしな)

 

彼女に関しては、結局何が彼女にとっての正解だったんだろうね?

シンプルにかぐやと出会って変わったで良いのかな?

 

これは飛び飛びな展開の1つとして、彩葉の母親との確執が恐ろしくぬるぬると解決されていたのは不思議だった。

 

そこは本題じゃないって言おうにも一人暮らしして、あそこまで追い込まれたのは母親とのいざこざが原因だからなぁ……。

「話してみたら案外分かりあえた」ってするなら、母親側から何かしらアプローチしててそこから逃げてたみたいな感じでいいと思うんだけど。

 

しかもかぐやがあんまり関係しない話なのもすごい、かぐやって月から逃げてきたのに産みの親がどうとかより月が退屈って所にフォーカスが当たっちゃうからね。

彩葉と似た者同士で対比させるなりやりようはあったでしょ。

 

 

・月見 ヤチヨ

やっぱりこんな名字だったんだってなるな……。

 

え、かぐやと同一人物じゃんて?

まぁ、一応こっちにも書いておく。

 

キャラクターとしては割りと舞台装置よりだよね、彩葉とかぐやをやる気にさせてさ。

 

(てか今思ったけど究極かぐやと彩葉選ぶなら大分出来レースじゃない?あれで順位的にも負けてたらどうする気だったんだ?)

 

タイムパラドックス、とまでは言わないけどネットの存在になるまで色々な偉人とかと関わってたけど、歴史を根本的に覆そうとしなかったのはひよってるなぁって。

覆そうとしてもダメでしたは「結末は変わらない、運命は同じ」ってなるからまずいだろうしね。

 

彩葉の項に書かなかったけど、当初はなんかで彩葉の父親がヤチヨになったのかなとか思ってたけどそもそも関わり自体無さそうだった。

 

家族か本人に関われば本来ある未来が変わっちゃうかもしれないからね、うーん、ひよひよ~。

 

 

・その他

友人、お兄ちゃん、母親、今は亡き父親。

名前すら覚える気にならなかったキャラクターが大半、かぐやと彩葉の2人との間に越えられない時空の壁が出来てるよ。

 

てかお兄ちゃんですら「こいつなんだったんだ……?」ってなるんだよな。

出来の良い兄、彼も彼で親元を離れて彩葉に対するアドバイスもする、回想はなんかゲームの話(これも飛び飛びで入ってくるので興味はあまりわかない)。

 

何かあるかと思ったらそんな何もなく、本当にじゃあなんでこんな話してるんだろうと。

 

 

 

・まとめ

本作は割りと賛否両論(?)らしいけどまあ好き嫌い分かれるタイプの作品だろうなぁとは思う。

 

本文は割りとボロカス言ってるように見えるかもしれないけど、記事タイトルにあるようにつまづく点が多かったからね。

 

僕的には「好きでも嫌いでもないけど存在しても良い」くらいの感覚。

 

遊戯王ARC-V 総合感想

一挙配信で見ました。

今のところはこの作品が低評価な理由は全然分かる、僕も「最悪とまではいかないけど明らかに良くない作品」くらいの評価。

 

これをリアタイで3年間見てたら本当に嫌いになってただろうね、時期的にも。

 

目次

・良かったところ

・スタンダード次元

・シンクロ次元

・エクシーズ次元

・融合次元~ペンデュラム次元

・キャラクター感想

・デュエルがつまらない

 

・良かったところ

ズァークまわりの設定と一部のキャラくらいかな。

 

全148話もあるから好きな回はそこそこあるんだけど、まぁそんなにあるんだったら当然だよねって。

 

アークファイブにおける評価によく素材は良いとかあるけど、本当に4つの次元とかそのなかで遊矢と柚子にだけそっくりさんがいるとか面白い設定ではある。

 

ただそれをまるで活かせなかったのが問題なわけで。

 

以下各次元編ごとになにがダメだったのかを記してみる。

 

・スタンダード次元

内訳:第1~53話(53話分)

いわゆる伏線ちりばめだったり溜めに当たる期間。

 

とはいっても1年やってるのは間違いないんだよね。

 

初代とGXそんな見てないから5D'sはダークシグナー編の真ん中、ZEXALもトロッコから各キャラが決戦しだす頃。

 

この作品もアカデミアの侵攻みたいなイベントはあるけどなにか一段落したみたいな感じはあんまりないんだよな。

 

低評価の多い作品には何かしら話の中で「綻び」が出てくると思っているんだけど、個人的にアークファイブでそれが出たのが舞網チャンピオンシップで素良とのデュエルが中断された事だと思う。

 

この作品はデュエル軽視も結構あって、この中断はまだましな方なんだけどそれでもちゃんと決着つけては欲しかったんだよね。

 

その後遊矢と素良がデュエルすることは(一応)なかったし、シンクロ次元での素良の改心を見る限り中断しなくてよかったと思うんだけどね。

 

・シンクロ次元

内訳:第54~99話(46話分)
壮大すぎるテーマ、46話ですらそれを纏めれない。

よく長いと言われるシンクロ次元、内訳を見てもスタンダードよりは少ないが1年近くやっている。

 

上に書いたがこの編最大の問題点はテーマが壮大すぎることである。

シンクロ次元編のテーマは「格差社会」

 

シティはトップスとコモンズに二分され、トップスに強いたげられてきたコモンズが不満を抱いている中に遊矢達が来る。

 

当初は「5D'sにあったダイダロスブリッジ建設でネオ童実野シティの統一はいくらなんでも力業すぎでしょ、格差もあったんだし」を敢えて踏み込んでやったのかと思っていた。

 

結果無策で挑んで当然のように纏めれなかったわけだ。

 

この格差社会がロジェが来てから始まったとかならともかく、既に大分な所にセキュリティ強化してたくらいでしかないからね彼……。

 

そこに主人公達が来ても当然どうすることもできないし、また大会やってるからね。

 

後にも何回か書くけどラストのジャックとのデュエルでみんな雑改心していく、革命という過激な思想を持つシンジ、ユーゴに敗れ職を失い自暴自棄になっていた227等、遊矢が戦って勝った者以外もトップスとコモンズ全員が仲直りする。

 

最終的に行政評議会は解散(という名の丸投げ)、シティの未来は若者達に託された……って良い感じにまとめてるけどさ。

 

どう考えても何も解決してないよねこれ?

 

この後トップスの人達は「コモンズに富を分配?何言ってんの?」って手のひら返してまたコモンズに不満抱かせるよ絶対。

 

そもそもで言うとキャラ配分バランスも悪いと思う。

オリキャラのシンジ、徳松とかクロウと子ども達……コモンズしかいない(一応あのよく分かんないディーラーさんはトップスでいいのか?)、大会出場メンバーも大体ランサーズとコモンズ組、キングのジャックですらコモンズ出身だからね。

 

別にリアリティを求めろとは言わないけどあのオチはそれこそ力業でしょ。

 

トップスのオリキャラ1人だけだして「トップスとコモンズの格差はまだ解決できないけど遊矢達と今回の事件(ロジェ周りのやつ)を通じてトップスとコモンズにも確かな絆ができた、未来はそう暗くない」くらいが限度に見える。

 

・エクシーズ次元

内訳:第100~112話(13話分)

1クールしかないエクシーズ次元、何かテーマめいたものを見いだすなら「復讐と赦し」かな。

 

ただテーマと言うには浅く、掘り下げれないまま融合次元に向かったからね。

 

やはり短い事もあってこの次元にもキャラの雑改心が最後に行われる。

 

復讐という面では故郷を焼かれ、家族を失った黒咲とカイト。

 

黒咲はまだレギュラー且つシンクロ次元でクロウとの交流を経て丸くなっていく描写がされたけど、カイトの方はダメだった。

 

アカデミアを返り討ちにして逆にカード化する冷酷な復讐者→何かあってアレン達と袂を別れたらしい→遊矢と黒咲のデュエルを通すもカード化するのをやめた程度→アカデミアに襲われる遊矢達を助ける(この時には何故かかなり丸くなっている)

 

流れを見ても「なんで……?」としかならない。

 

赦しは敵に採用されている、アカデミアをただ倒したところで争いは終わらない、大事なのは相手を赦すことと父遊勝の受け売りでタイラー姉妹とエドを改心させる。

 

これはデュエル部分の欄に書かないからここに書くけど、個人的にタイラー姉妹とエドのデュエルがだいぶつまらなかったんだよね。

 

なんというかスマイルワールドを活躍させようと無理矢理使っているように見えた。

 

スマイルワールド自体効果が弱く汎用性が低いからね、この効果があってこそこういう使い方ができるみたいな風に見えなかった。

 

ストーリー的にもこれをキーカードにするのは無理がある、なんだったらかの「衝撃の拘束剣」の方がマシだよ。

(知らないキャラ同士の)思い出として相手に呼びかけるために使ったという理論は分かるからね。

 

話を戻すと、タイラー姉妹はスマイルワールドによって雑改心で論外。

エドの場合は遊勝とスマイルワールドを巡って「デュエルは戦いの道具しかないのか?」という論争が繰り広げられていくんだけど……。

 

なんか他人事に感じるんだよね、これ。

遊勝と戦いました→その中でプロフェッサーの教えを否定されました→でもその中でやったデュエルは楽しかったらしい→エドはプロフェッサーの教えと板挟みになって、デュエルは楽しいものというのを否定する→遊矢と戦ってやっぱりデュエルは楽しいと自覚する。

 

流れは分からなくはないけど道中の回想でその遊勝との具体的なデュエル内容を見せないので、そのデュエルが楽しかったと言われても「そうなんだ……」と興味を持ちきれないんだよね。

 

最終的に遊矢の赦されたエドの呼びかけを受けて、エクシーズ次元にいたアカデミアは雑改心。

 

……はい、語るまでもないですね。

その後の被害者のケアと復興によって償っていくというのだけは良いんだけどねぇ……。

 

・融合次元~ペンデュラム次元

内訳:融合次元 第113話~140話(28話分)
  ペンデュラム次元 第141~148話(8話分)

 

伏線回収からの最終決戦及びキャラクター達の総括。

 

融合次元の個人的にやばいのは無駄な展開が多いこと。

 

アカデミアに乗り込む前に敵と戦う、乗り込んでアカデミアの精鋭と戦う。

 

ここまではまだ分かる。

でもアカデミアに乗り込んでやってる事が、実質4週も費やすバトルビーストと最終的に何のためにやっていたのかまるで分からなくなるヒロインズ洗脳展開だった。

 

バトルビーストの方は戦争のため、兵として育て上げられたが戦いたくないという心情、そこから遊矢の涙ながらにも「これから償っていけばいい」とBBを赦す展開はエクシーズからの流れを感じて良かった。

(まぁだから4週もかけて妙なタイミングでつまんねぇ事やってんなぁとはなったけど)

ただこれ本筋とは全然関係ないんだよね、BBもこれ以降出てこないし。

 

ヒロインズ洗脳展開に関しては本当に謎、設定的にもレイから分離した生まれ変わりをよく分からん科学者に洗脳させてるプロフェッサーはマジで何なの?

いって反抗的なセレナを仕方なく最終手段で……が関の山でしょ。

 

最終的に洗脳したドクトルは遊矢達の誰かとデュエルをすることもなく雑にプロフェッサーがカード化して退場。

いやだからプロフェッサーは何を思って洗脳を許してたんだよ……。

 

そこから設定開示、伏線回収。

プロフェッサーとのデュエル(中断)

ユーリとユーゴ、ユーリと遊勝、遊矢とユーリがデュエルしてズァーク復活。

 

……正直遊矢シリーズ同士のデュエルって、どっちが勝っても負けた方を取り込んで終わりだと思うからどうでもいいよね。

 

ズァーク復活から乱入合戦を繰り広げて各キャラ達が遊矢に訴えかけていく。

 

ここも弱かった、説得メンバー達は基本的に「元に戻って……!」しか言わないし。

 

「エンタメっていう言葉に反応したぞ!」はもはやギャグでしょ、ズァークもエンタメが口癖だったらどうする気だったんだよ?

 

個人的にはクロウの「負けるのが怖くても」云々の話は徳松が言うことだろとはなった。

アークファイブはどうにも過去キャラを出した弊害でオリジナルキャラの役割が奪われてるんじゃないかみたいな疑惑があるけど、個人的にはここが一番そう感じられたな。

 

後リレーのように遊矢のペンデュラム渡してるけど最初以外全然見せなかったのは酷かった。

 

決着後にペンデュラム次元、キャラ総括に関してはキャラクター欄で語るとして。

 

その中でやってる「零羅が笑えばその中の悪のズァークがー」だの「世界や柚子がー」だの話が壮大なまますぎて言ってることは全然理解できなかった、興味も持てない。

 

・キャラクター感想

順番は割りと適当、強いてあるなら印象順かな。

多すぎるので一項目にまとめるキャラがいるけどご容赦を。

 

・榊 遊矢

主人公、メンタルは不安定気味だと思う。

 

というか割りと終始「柚子、柚子……」言ってた気がする。感情が個人に向きがち。

 

エンタメデュエルでみんなを笑顔には父遊勝の教えだからね、その面で言えばこれから遊矢があの手品ショー式のデュエルはそれこそ借り物どころかパクリになるからね。

 

ジャックとのデュエル(2回目のやつ)はそこら辺の描写をしたかったのかもしれないけど、そもそも遊勝のデュエルがどんなのかこの時点じゃ知らないからなぁ、スマイルワールドに固執し出すのもよく分からないし。

 

レディエンが煽りかと言われたら僕はそこまでは思わないけど、テンポは悪くなるかな。

 

これもズァークの派手で暴力性を孕んでいるデュエルの対比……、うん、だからズァークのデュエルを知らないんだっての。

 

実際みんなに魅せるプレイングって意図してできるものじゃないからね。

 

さてここでどうするでしょう?

①解決策は仕込み済み

②運に任せてみる

このどっちかになる。

 

あるいはここぞというタイミングで「ここでジャンクウォーリアーだと!?」をやっていくのが理想的かね。

 

・柊 柚子

ヒロイン「……のはず」なんてつけたくなっちゃう。

 

影が薄い空気とかじゃなくて、全体を通すと典型的なお姫様タイプのヒロインだった。

 

デュエルもできるしスタンダード、シンクロと大会にも参加していたのになんで……って考えてたら衝撃の事実にぶち当たりました。

 

間違ってたら申し訳ないけど柚子の最後にやったデュエルってシンクロ次元でセキュリティ相手に素良とタッグでやったきり(83話)じゃない?

 

その後は融合次元に飛ばされてそこで追われた時も明日香がワンターンスリーキルゥしてたし。

 

でその後は捕まって洗脳からの雑洗脳解除、アークファイブに取り込まれてレイになって(?)なんかよく分からんけど戻ってきてめでたしめでたしと。

 

ヒロインですら舞台装置にしか見えないってどうなってんだ……?

 

・黒咲 隼

加害者兼被害者。

スタンダードでは当初敵のような立ち位置を見せるも、故郷の話から被害者と判明してランサーズ入り。

 

最終的にハートランドは復興の兆しがあるが親友(ユート)も妹(瑠璃)も戻ってこないのを知る。

 

本当に可哀想だよね、一応本人も遊矢の中にユートがいるのを感じたからユートも瑠璃も心の中で生きてるって結論付けたけどさ。

そこまで前向きになれるわけないじゃん。

 

この結末を序盤スタンダードでLDS関係者を襲ってカード化した報いみたいな意見もあるけど、個人的には何か違うと思うんだよね。

 

75話でデニスがアカデミアの人間と判明して黒咲が彼にデュエルで勝った後、デニスをカード化しようとする(未遂に終わってる)んだけどさ、

僕大真面目に「いじられてるもなにもそんな機能(カード化)あったけ?」って思っちゃったんだよ。

 

後日やっと黒咲ってそんなことやってたなって思い出したわけだけど。

だから個人的には一気見ですら2,3週したら忘れてるもの程度だったんだよなぁ。

まあリアタイしてたら覚えている可能性はあるけど。

 

・赤馬零児

ライバル枠……でいいんだよね?と聞きたくなる。

 

ランサーズ司令塔、なんだけど影は薄い方だと思う。

デュエル回数自体数回しかやってないだろうし。

 

彼の印象的な所で言えば遊矢を「榊遊勝の息子」として見てることが多々ある事。

遊矢を励ましたり語る時は遊勝の名前を一緒に挙げてた。

 

・権現坂 昇/沢渡 シンゴ

キャラの方向性は全然違うけど印象としてはランサーズメンバーその2,3程度。

 

両者共勝率は悪くかませ扱いされてた。

 

沢渡の方は大会で遊矢に負けて敗者復活枠でランサーズ入りしてるからね。

魔界劇団のテーマ的にもペンデュラム使って魔法で強化って感じだったし

(て言うか零児はペンデュラムの先として様々な召喚方に繋げれるデュエリストを集めてたと思うんだけどなんで特に何もなさそうな魔界劇団選んだんだろ?

まぁ、エクストラ外の通常モンスターでイカれてるやつ出したら流石に強すぎるだろと言われたらそれはそうとなる)

 

権現坂は作中屈指の聖人、ことあるごとに遊矢の手助けをしてた。

沢渡は遊矢に負けた後も性根はクズのままっぽかったなぁ、エクシーズ次元で倒したアカデミアをカード化しようとしたのが印象的、しかも仲間の敵討ちとか復讐みたいな感じもなかったからね。

 

・赤馬 零羅

デウスエクスマキナ。

シンクロ次元で急成長を見せたと思いきや、なんかレイの言葉聞けてレイの代わりにズァークにとどめ刺してた。

 

それで最終的に赤ん坊になってるのは衝撃的だし、これ多分零羅人格戻ってこないよね?

 

最終盤は基本的にズァークの悪の心がどうこう、だから柚子がどうこうって感じだったし。

 

普通にそれまでいた赤馬零羅個人の話を誰もしてないのホラー過ぎる。

 

紛争だかのトラウマがあったとて生きてることに変わりないんだからさぁ……。

・ユーゴ

脚本的な意味での被害者。

大雑把にまとめた彼の役回りを見てもらえばその扱いのヤバさが分かると思う。

 

・融合の手先として登場←勘違いでした。

・次元戦争の危機を訴えるため昔の夢でもあったフレンドシップカップに出場←別次元に飛ばされ強制辞退。

・アカデミアに乗り込んでリンを救出←操られたリンに敗北

・操ってる奴を探す←ユーリ殴り優先、ドクトル雑退場。

・ズァーク化に煽られそうになるも素良とエドの説得によって正気に←結局ユーリに負けて取り込まれ退場。

・以降最終決戦とラストにチラッと出てくるもそそもそも遊矢との関わりがまともにない←そして分離して戻ってくるわけでもない。

 

本当に凄まじい、出番はそこそこあるのに全然本筋に関われていないんだよね。

 

ユーゴの更にヤバい点はシンクロ次元でリン以外のキャラと接点がまるでないこと。

オリジナルどころか過去キャラすらいない、唯一あるのがデュエルチェイサー227とデュエルを1回した程度だからね、それではもはやまともにすらなりえない。

 

そしてリンは捕まっているので自分の口から戦う動機を話さないといけない。

その話した相手である柚子も捕まってフェードアウト、彼に呼びかける者は正真正銘だれもいなくなった。

 

本当になんでこんなことになったんだろうね?

 

・ユート

色々な意味で被害者寄り。

スタンダードで早々に遊矢に取り込まれて全然出てこなかったと思ったら、エクシーズ次元で急に喋り出す。

 

出てくるのが唐突(一応説明はあったが)なのはまあいいとして、喋っている内容にあんまり共感ができなかった。

 

アカデミア憎し、(遊矢がそう言うなら)やってみれば?、瑠璃……。

主にこの3つで構成されていたような。

 

遊矢の肯定も否定もするから割りとどっち付かずではあるんだよな。

正しいかどうかも超人とかじゃないので個人の主観でしかない、遊矢のメンタルケアもできるわけではない。

 

こうして見るとあんまり統合した意味ないよね。

 

・紫雲院 素良

加害者から改心。

前述したように改心した決め手が遊矢とのデュエルじゃなかったのは残念だった。

 

セレナの受けた境遇から柚子に繋げて説得するのは良いんだけどね。

 

改心後は月影と共に裏方組へ。

最後黒咲に対して割りとな事言ってたけど、ここはライバルぽく仕立てあげてたんだからもっと関係性を構築して欲しかったな。

 

・デニス

加害者(スパイ)

ユーリに命じられて柚子シリーズ達の誘拐犯を引き受けるも成り行きでランサーズ入り。

シンクロ次元で黒咲にスパイだと暴かれて彼に敗北、その後融合次元で敵として立ちはだかる。

 

エンターテイナーの面とアカデミアの一員としての面との落差、カイトに負け情報を渡して自身は自決(カード化)、復興中のエクシーズ次元で遊矢とのデュエルを通してデュエルは怖いものではないと伝える。

 

キャラとしては一番筋が通っている、なんだったら遊矢よりもエンタメデュエリストしてると思うよ。

 

でもメインキャラとまでは呼べない彼が一番良いのはそれはそれで問題なんだよね……。

・セレナ

空気な方だったと思う。

敵を倒すためにスタンダードに来て、でも柚子に説得されて考えを改めランサーズ入り。

 

ユーゴとのデュエルでエンタメとは何かと学びをえたところで彼女の物語は終了。

 

アークファイブはキャラが多いのはそうなんだけど、根本的にはそのキャラの物語をこんな感じで中途半端にぶったぎって終わらせているのが一番の問題じゃないかな?

 

 

・ユーリ

加害者、よく分かんない人。

プロフェッサーが教育を間違えたのか狂人のまま育ってしまう。

 

……そんな語ることないな、デュエルが強いからこそ恐れられて友人がいないとかズァークに通じるものがあるのに。

 

・黒咲 瑠璃/リン

柚子シリーズの2人。

アカデミアに囚われているので回想に出てくるくらいしか出番はない。

 

黒咲の説得といい2回もデュエルした事といい瑠璃の方がまだましな方、五十歩百歩だけどね。

 

・ジャックアトラス

過去キャラ、誰?その①

遊矢のパワー重視のエンタメを否定。

まあそもそも5D'sじゃパワーごり押しのスタイルを貫いたんですけどね彼。

 

ジャックのデュエルがエンタメなのかも割りと疑問。

遊矢の考えるエンタメがふわふわしてるのもあるけど。

 

遊矢に負けた後は遊矢を認めてアカデミアでは「今日も素晴らしいエンタメデュエルだった!」とか言ってた、……宗教かな?

 

・クロウ

過去キャラ。

キャラ崩壊はそこまでしてない方じゃないかな、子どもの面倒見るのに必死で主体性はないけど。

 

ジャックのところじゃかかなかったけど、シンクロ次元から連れてきた戦力がクロウだけ(素良はいるにはいたけど)だったのはなんだったんだ?

ジャックは独断で来てるから抜けたデニスとセレナの穴埋めにしかなってないよな、その後BBに負けてるし。

 

・天城 カイト

過去キャラ、誰?その②

彼の感想はエクシーズ次元で大体書いてるかな。

本当になんかよく分からん心境の持ち主だった。

 

・エド・フェニックス/天上院 明日香

過去キャラ、GXを見てないので元キャラは知らない。

でも反応を見る限り誰?その③とその④だと思う。

 

エドも上記で割愛、明日香に関しては裏方枠。

この作品さ、役割を奪ったみたいな話の過去キャラですら特にこれといった印象がないんだよな。

 

・その他諸々

月影、徳松、シンジ、アレン、サヤカ……

徳松とかキャラクターのストーリーは面白いけど1人で完結してるんだよね。

 

裏方枠かそもそも「なんだこいつ、出した意味あった?」みたいなのもいる。

 

・榊 遊勝

割かし元凶の立ち位置。

プロフェッサー止めるためにアカデミア行くのはまだ分かるよ?

 

それで零児に無断でストロング石島との対決当日に何の伝言もなく行って、しかもエクシーズ次元でした。

 

はいフォーアウトです、息子に託すカードもスマイルワールドじゃなくてせめてスカイマジシャンにしときましょう。

 

・赤馬 零王

諸悪の根元。

行動原理は分からなくはない、娘を取り戻すために(クソガバガバな計画で)奔走しているわけだからね。

 

それでやってることが次元戦争だから擁護できないけどね。

 

あと最後らへんなんかさも当然のごとく普通にアカデミアにいたけどさ、ちゃんと贖罪するんだよね?

 

・ズァーク

ラスボス。

個人的には最後がかわいそうだと思う。

 

勝つことを望まれてそれを曲解しちゃったみたいなのはBBと通じるものがある、というかそっちでネタを先に消化しちゃった感はあるんだよな。

 

最後の遊勝の言葉も対戦で相手を怪我させた事と絡めて、

勝つことを望まれているけど本当の気持ちは戦いたくない→勝てば相手を傷つけてしまうから→恐れないで一歩踏み出そう→傷ついた相手がズァークを赦す

これならまとまりは出てくると思う。

 

・あの作品と関連性あり?

ズァークに関してはもう1つ、これは完全に妄想なんだけど、

 

最終的に封印されて赤ちゃんになったり、それでもズァークの悪の心が云々でドラゴンボールの魔人ブウだなと思ったんだよね。

 

遊矢からズァークが分離して赤ん坊(零羅ではない)に→急成長してデュエル(これが戦いの儀)→結果デュエルは人を傷つけるものではなくみんなを、相手を、自分を楽しませるものだ→ズァークと共にエンタメデュエリストを目指していく。

 

大雑把だけどこういう感じなら良かったんじゃない?

 

 

 

・デュエルがつまらない

ストーリーは全体的にダメ、キャラも使い捨てみたいになってるのが大半、ならばせめてホビーアニメとしてデュエルが面白ければ……ともなりませんでした。

 

・アクションデュエル

「戦いの殿堂に集いしデュエリスト達がモンスターと共に地を蹴り 宙を舞い フィールド内を駆け巡る。見よ、これがデュエルの最強進化形」

 

質量を持ったリアルソリッドビジョンにより、前口上のように出来たり本当にモンスターに乗ったりもできる。

 

個人的な大前提のツッコミ所としてこのアクションデュエル、あまりにも危なすぎだろとなった。

 

フィールドに設定された建物や足場なんかにヒビが入っていて普通に崩れる。

頑丈な建物とかでもモンスターを使って壊すことが出来てしまう。

落ちたら普通に死にかねないくらい高い場所から落下したり、下に奈落の穴が空いてたりする。

 

一応作中でも子ども(小学生)まではアクションデュエルのオブジェクトは柔らかいやつが採用されてるけどデフォるがそれだろ。

ちなみにこれで作中のキャラが怪我して病院送りになってるので普通に洒落にならないと思います。

 

・ルールがガバガバ

アクションデュエル最大の特徴としてアクションカードと呼ばれる魔法カードを拾うことができる。

 

まずこのアクションマジック、あまりに都合が良すぎた。

攻撃を無効、モンスター破壊免れてダメージも半減とかバーン、火力アップ等々いろんな効果があったがそれらが全て都合良く使われていた。

 

結局ピンチと逆転を分かりやすく演出するための道具でしかないんだよね、カードが取れなくてピンチとか発動ができなくてピンチ、このカードでピンチを凌いだぜ!ってさ。

 

もう普通に自分のカードでなんとかしろよと何度なったことか。

 

レディエンでも書いたけどアクションデュエルはとにかくテンポが悪い、カードを拾いに行く事が目的になってるからね。

しかもプレイヤーのラフプレイとかモンスターで道を塞いで取りに行けなくさせるとか平然と許されてる。

 

一応「1分間プレイしなかったら敗北(なおこれは邪魔されてる側がくらう臭い)」ってルールがあるけどこれもかなり曖昧なんだよな。

例えば「Aの効果を発動してカードを取りに行く→間に合わなそうだから魔法カードを発動してまたカードを取りに行こうとする」とかしたら一生終わらないでしょ。

 

個人的には時々「なんか突然走り出したけどどこ行くんだ?アクションカードも取れてないし」ってなるシーンがあった。

従来のリアルソリッドビジョンだけだとパワー重視でアクションカード導入でスピード感とスリルが増えたとか言ってたけど明らかにカード拾っとけゲーになってるだろ。

最後なんて「カルタ大会」なんて揶揄されるくらいにはマジで先にカード拾ったら勝つみたいな感じだったからね。

 

・乱入(ペナルティ)

これも特徴の1つ、他人のデュエルに勝手に割り込むことができる。

最初は「2000ポイントライフ払って(ライフが半減してる)乱入するのリスキーだな」って思ってたけど普通に行かれ要素だった。

 

「乱入したら問答無用で乱入したプレイヤーのターンになる(しかも後攻で)」ってかなりだよね、ターンエンド待たずに乱入とかはなかったけどモンスター召喚される前に乱入したら最強、数揃えて「ずっと俺のターン」もできる。

 

2000のデメリットがデメリットになってない、それで負けることもあるけど乱入して負ける方が悪いだろってなるよ。

 

これ社長はアカデミア対策で入れたシステムって言ってたけどむしろアカデミアの数ごり押しって戦法と噛み合ってるんだよな……、悪用されたらどうする気だったんだ?

 

味方側がロックされて動けないってなったとこを乱入して解決ってのはすごいよな、あれを海賊船(アカデミア編)でやったの普通にヤバイと思う。

 

乱入が遺憾なく発揮()されたのはズァーク戦、キャラクター達が次々と乱入しては返り討ちにされていくすさまじい光景が繰り広げられた。

 

このズァーク戦、乱入する意味が無さすぎるのがヤバイんだよな。

一応最後に零羅が発動した花鳥風月で意味があったことになりはするけど、その過程がつまんなかったらダメだろ。

削ったライフを回復しちゃったり、即負けしてマジで何しに来たのか分かんない奴とかいるし。

 

・まとめ

という感じでした、見終わってから大分時間をかけて感想を書いたけど印象的な回とかはすぐ思い出せるから良かった。

 

そう言えばOP映像見返してたら2番目のやつでもうアークファイブ装置が写ってたんだよね。

シンクロ次元編は長かったけどやっぱりそこら辺から予定が狂ったのかね。

 

本来はこうする気だったんじゃないかみたいなのはちょくちょく垣間見えるけど、実装されないんじゃあねぇ……?

 

もういっそすっぱり諦めるのが一番楽な話だと思う。

 

映画『天気の子』感想

結構面白かったです。

色々な作品との関連性から語る。

 

・関連性①

第一印象、ではないけど「創世編のギーツ」だった、オチは真逆だけどね。

 

最終的に陽菜は帆高が助けて世界は(ある意味で)元通りになった。

 

ギーツの場合、当時はそこそこ言われてたけど、確かに英寿の「みんなの願いが叶う世界」の人柱になったままなんだよね。

 

両者を明確に分けさせたものとしてとても安っぽい言葉で言うなら『愛』がある。

 

陽菜の場合帆高は彼女を愛したわけだし、彼女もそれに応えてあげたから戻ってこれたんだと思う。

構図からしてみても英寿を人間として愛する者も愛してくれる者もいないなら、狂った世界でもいいって景和達が言わないのはそれはそうなんだけどさぁ……。

 

やっぱり家族でとどまってしまったツムリじゃ引き受けられなかったんだろうね。

 

神一重

 

恋愛じゃないけどそういうのは間違いなく重要だったと思うよ。

 

なんというか友達よりも恋人とか夫婦とか、そっちの方が繋がりとしては強く見えるよねって。

 

同性間でも成立はするんだろうけど、なるべくだったら異性間で成立するのが望ましい。

 

とりあえず僕は『心愛』と呼んであげる。

 

・関連性②

最近配信で見てた「カブト」とも相性がよかった。

「君の名」はでも隕石取り扱ってたしね。

 

最終回の「自分が変われば世界が変わる」なんかまさにそうだよね。

 

カブトの場合は突貫工事だったけど、こっちはちゃんと成立させられている。

 

ラストがまたいいんだよね。

大人達は帆高の行動に対して「世界なんてもともとそんなもんだよ」と責任を感じさせない否定をするわけで。

 

でも陽菜と再会時に「違う」となったのは肯定ではない、確かに自分達が世界を変えたんだという実感が欲しかったんだよね。

 

天気というとカブトを象徴する太陽の逆は月で、でもあんまりそれに当てはまるやついないよなあってなったけど考えれば雲とか雨もあるんだよな、これも心当たりはそんな無いけど。

 

強いて言うなら2つ目の挿入歌にあった「雨の一粒、愛する人に落とさないと誓うなら雲の彼方まで飛べるだろう」かな?

これは割りと本編内の展開とも符合するし。

 

・関連性③

その他諸々、

「夜廻り」編

個人的に屋上にある神社で参を思い出したな、あれもたしか屋上に神社があった気がする。

 

神様は割りと理不尽だよねっていうのも夜廻りは執拗に描いてるしね。

1作目は土地開発だかで山神が怒っていたし、深は縁結びと縁切り。

 

理不尽というよりかは人間が都合良すぎるというのが正しくはある。

 

日本なんて八百万の神なんて、歌ですらトイレの神様を見いだすくらいだからね。

 

「響鬼」編

「少年よ旅立つのなら雨も降る、顔を上げて」

これも割りと帆高に当てはまっている。

彼の場合は雨男的気質があるけど。

 

雀の戸締まりもだけど怪異(神)の話もかなり雰囲気近いように感じる。

 

それにしてもカブトといい新海さんてそこら辺の世代通ってきてるのかな?

こんな記事書いときながらウィキで調べることすらしていない人間だけど。

 

・銃は何の象徴?

個人的にはこれが一番不思議というか微妙だった。

 

パット思い付く限りだと世にも奇妙な物語の銃男かな。

勇気の象徴?

 

んー、でもこれもそんなになんだよなぁ。

 

結局使われた箇所も最初以外はそんな重要じゃないでしょ。

 

最初だって大人の暴力に対抗できちゃう都合の良いアイテムだよ?

 

警察との絡みって言う意味でも微妙でしょ。

わざわざ出すまでもなく、帆高の捜索願とか陽菜の家庭事情とかの方に話題がいってるし。

 

警察も警察で要らないというか、別の組織にする気だったのでは?となる。

 

陽菜の人柱の話とか帆高の主張した「大人は気にしないふりをする」とかなんか神様に詳しい連中を出す気だったのかなと。

 

関係ないからこそ警察を出した可能性もあるけどね。

 

不思議といえば時系列とか全然分かんないけど、瀧と三葉って会ってるって認識でいいの?それともまだなのかな。

 

・モチーフ?

君の名はの隕石は……、まぁたぶん東日本大震災で、

すずめの戸締まりが熊本地震でしょ。

じゃあ天気の子にもなにか元にした物事があると思うんだよね。

 

住んだことないからかもしれないけど、少なくとも東京で豪雨って全然印象ないんだよな。ゲリラ豪雨とかはよく聞くけど。

 

色々と考えて出てきたのが九州と西日本の豪雨災害だったな。

 

2019年公開だから時期的にはたぶんそんなことはないだろうけど、重なるという意味では可能性が高い、そんな感じ。

 

・まとめ

こんなもんかな。

やっぱりなによりタイミングが良かったかな。

 

ギーツとの共通点は9月に始まるゼッツ、シリーズ構成の高橋悠也さんにも繋がってくるからね。

 

ギーツの場合単純に「つまらない」が大半を占ちゃったのでゼッツでは何か見いだせたら良いなと思っていた。

 

エグゼイドとゼロワンはまぁ、また別の機会に見直すとして。

 

彼の作風から、そこから見える根本をゼッツで見れれば満足としたい。

 

その面で天気の子は参考になると思うからね。

 

『子どもが大人に変身する物語』

 

感情の置き所が難しかった『ドラゴンボールDAIMA』総合感想

・大前提

・以下筆者のドラゴンボール歴

①漫画原作『ドラゴンボール』は実は読んだことはない。

②アニメドラゴンボール無印およびドラゴンボールZは(全話見たかは流石に怪しいが)視聴済み、このためドラゴンボールのだいたいの話は知っている。

③ドラゴンボールGTも視聴したことがある。

④ドラゴンボール超、漫画版は読んだことない(何かの無料期間でモロ編だけは読んだことある)。アニメ版は視聴済み。

⑤劇場版は『神と神』以降の4作品は視聴済みである。

 

・筆者はドラゴンボールDAIMAの最新話を見逃し配信で見ているため基本的なネタバレはくらった上で見ている、そのため「初見の感想」とは言いがたい。

 

・筆者はアニメは普段見てはいるが評価基準に「作画」はない。このため本作においても作画がどうこうと語りはしない(明確な作画崩壊は気にする程度)。

 

・全体の評価

タイトルにもあるが本作は感情の置き所が難しく、一言で言えば微妙な作品と言わざるを得ない。

 

・ストーリー

ストーリーは至ってシンプルだ。悟空達がゴマー(神龍)の手によって子どもとなり、デンテを拐われたため大魔界に行くという物語だ。

 

そしてメインのストーリーはここにしかない。大目標も「大人に戻るために大魔界のドラゴンボールを集める」、「ゴマーを倒してデンテを取り戻す」この二点に尽きる。

ドラゴンボール集めとゴマー討伐は同時進行で進むため、目的地に向かう以外の話はない。

この作品の批判点にあがる飛行機の奪取・故障による話のテンポの悪さ、及びそれがワンパターン的に繰り返される。

これは結局目的地が固定化されている、ので道中でイベントを挟まなければ直ぐに目的地に到着して話が終わるのを防ぐために起きている事象だと思っている。

RPGでいきなり世界を飛び回れる手段がある、その上悟空達は子ども化したとは言え普通に強いのでゴマーの元に直行しても倒せてしまう。

これではストーリーが成り立たないので上記のイベントを起こして足止めしないといけないのだ。

僕も最初の移動手段を失ったのでそれを手に入れるために歩いていくのは好きだが、それを繰り返されると飽きるものだ。

 

ではそれ以外に何もないのか?

否、個人的には『設定の裏設定』を裏付ける事がダイマの本質だと思っている。

これこそが「感情の置き所が難しい」としている要因なのだ。

 

拡大したコンテンツ

大前提にもあるがドラゴンボールは漫画原作に始まり、それをアニメ化した無印、Z、アニオリのGT、漫画版とアニメ版のある超、そしてDAIMA。

劇場版やゲームではオリジナルストーリーが展開されることは珍しくない。

僕は敢えて間違った、敢えて悪い言い方でこれを『公式の二次創作ができるコンテンツ』だと思っている。

いやいや、何をバカなことを言っているんだと、一部の劇場版やDAIMAは原作者が監修しているんだよ?

そう思う者も多いだろうが、ドラゴンボールという大きなコンテンツではもはや原作者が関わる事など些事になってしまっていると僕は思っている。

そんなコンテンツで設定の裏設定を聞かされても正直「そうだったんだ」くらいの反応にしかならない。

名シーンなんかに「実はこういうことがあるからこのシーンやストーリーは成り立っているんですよ」なんて解説されたところで蛇足にしかならないだろう。

そしてこれはドラゴンボールDAIMAなのだ。

上記の設定の裏設定ですらダイマオリジナルで明らかに他の派生作品と矛盾するようなものさえある。

結果、ドラゴンボールDAIMAのシーズン2なりZなりなんでもいいので続編がつくられなければ裏付けされた設定達が活かされることはないのだ。

続編に関しては僕的にはあまり期待できるものでないと思っている。

原作者が亡くなってしまっているのも勿論だが、それ以上にダイマは次があるように作っているとは到底思えないのだ。

クウの発言から魔界にヤバい敵が現れるかもしれないが、それでは結局また魔界に言ってその敵と戦うだけにすぎない。

設定の活かしようもなければダイマの持ち味であるはずの冒険アドベンチャーすら抜かれる可能性がある。

続編の製作、且つダイマの設定をうまく活かす、これをこなさなければダイマはそこにあるだけの作品にしかならない。

 

・パワーバランスが悪い

最初の3話くらいのイメージだと

大人悟空≧タマガミ≧子ども化悟空>ゴマー勢

くらいの認識であった。

この時点でも「これ悟空達がタマガミに勝てたらゴマー達詰まない?」となるが、実際は

大人悟空>サードアイゴマー≧3以降の悟空>タマガミ/魔人>ゴマー

くらいになってしまった。かなり歪なバランスだ。

ストーリー的にもタマガミ2以降バトルに期待できなさそうに見えてきたところで出てきたのが、

個人的ドラゴンボール史上最おもんないアイテム『魔のサードアイ』である。

当初の設定を聞く限りでは

「ゴマーはバビディみたいに厄介な魔法を使ってくるので手出しができない、更にサードアイの力で生半可なパワーのごり押しでは倒せなくなってしまった(SS4なら倒せる)」

みたいなものを想像していたのだが実際は「ナチュラルにマッスルになって物理で殴ってくる」ヤツになっていた。

これがまあつまらない。

ゴマー自体小物というのもあいまって、そんなヤツが突然ムキムキになっただけで子どもになったとはいえ強い悟空達を圧倒しているのだ。

そんな子ども化悟空もスーパーサイヤ人4に覚醒するとゴマーを後一歩まで追い詰めることができる。だけど倒せない。

大人に戻ると3でも余裕で圧倒できる。でも倒せない。

選手交代して大人状態で4に、かめはめ波で腹に穴を空ける。それでも倒せない。

……うん、正直飽きた。

サードアイを外さないと回復し続けるわけだが、結局ゴマーとサードアイがつまらないことに変わりはないのだ。

 

相性が悪い?

魔といえばこの作品には魔法という単語も出てきたが、結局「変わった気功波」くらいにしかならなかった。

魔法をまともに戦闘に使っていたのもグロリオとサードアイゴマーだけだろう。

前者は基本光線銃を愛用、本気になると雷を使うがそれで大きく状況は変わらない。後者に至っては「亀仙人がムキムキの状態からかめはめ波を放つ」程度にしかならない、だからそれを面白いとは言えない。

上述したゴマーをもっと厄介な能力を使ってくる方向だったら……、と考えて出てきた結論、

「ドラゴンボールは単純なバトルもの(漫画)であって、能力バトルもの(漫画)ではない」

これは結構大きい気がする。

原作の明確な厄介な能力持ちというとグルドとバビディくらいで後は再生能力のあるセルとブウ。

これらの敵は基本的により強大な力で倒している。

超ですら時飛ばしを使うヒットはジレンには意味をなしていなかった記憶がある。

つまりドラゴンボールという作品でどれだけ特異な能力を出しても、その能力が霞んでしまう程超越した力でねじ伏せることが出きるのだ。

ゴマーがマッスル化したのはこのせい……というのは否定して欲しいものだが。

子ども化の意味

話が少しそれたが上述したパワーバランスの歪さから、子ども化した意味がどこにあったのだろうかと。

当然魔人ブウ編を終えた(3や4の開発をしていた)悟空達を明確に弱体化したかったのだろうが、これこそがバランスがぐちゃぐちゃになった要因に思える。

ストーリー面でも「子どもになったから魔界に乗り込む」以上の意義がない。

子ども化したメンバーを映した以降は更にメンバーを絞る、残されたメンバーはエピローグまで映さない。

個人的にはどれだけテンポが悪かろうが1回ぐらいは子ども化したメンバーの回を挟んでもよかった気がする。

2話の感じから「悟空らが大魔界に行った後に地球に訪れる危機、それらを子どもながらに解決するメンバー」みたいな。

ラストで大人に戻ったし、ダイマのあの感じではわざわざ声優まで変えて子ども化した意味が……、とこれまた出てきた答えが、

「目的と手段の因果関係が逆転しているのでは?」

子ども化という目的のために声優を変更したのではなく、声優を変える目的で子ども化したのでは?と。

メタ的に主要メンバーの声優陣の年齢やスケジュール配慮から、悟空だけは流石に変えないでその他は変更、上記の続編もあまり考えていない(ように見える)ので普通に大人に戻す(仮に続編があっても映画程度ならこれまたメンバーを絞って出せば問題なし)。

これなら辻褄はあう。

「メンバー絞りたいなら悟空だけ魔界に飛ばしてオリメンと旅させて、その他は要所要所でだしたらよくね?」というツッコミも生まれたが。

 

まとめ

というほどまとめはないかな。また追記していく可能性はあるけど今のところはこんな感じ。

批判的な内容に見えるが上記の最序盤とオチは結構好きだった。

仮面ライダーギーツ総合感想

仮面ライダーギーツを最終回まで見た感想です。

 

劇場版、スピンオフ等は見ていませんがある程度内容は知ってるくらいです。

 

ネタバレ、読者にとって好ましくない表現をすることがあるので嫌だったらブラウザバックしてください。

 

  • 比較的見やすい、らしいストーリー構成
  • ただしつまらない
  • 話が進まない
  • 後出しじゃんけんのクソゲー
  • キャラ
  • 壮大で空虚な時間設定
  • テーマ
  • 倫理観
  • バックル・リボルブオン
  • 最後に

 

 

 

  • 比較的見やすい、らしいストーリー構成

良かった点としてはこれなんだろうね、ギーツは所謂シーズン制みたいな感じで8~10話くらいでデザグラのシーズンが変わって、次のストーリーを展開できる構成。

 

平成二期の後半、令和ライダーでも大体年明けの16話くらいで一区切りをしていく、戦隊も大体はそんな感じのイメージ。

 

それを半分くらいに切って見やすくしてるのは良いんじゃないかな、ギーツの場合上手く放送休止の週とか計算してデザグラを終わらせるようにしてたしね。

 

 

 

  • ただしつまらない

Q,何が?

 

A,全部

 

まあそんなわけで僕はギーツはつまらない、面白くない作品だと思いました。

 

1年間見ててマジで退屈だった。ピークすらないんだもん、何もない、虚無。

 

以下、つまらないと思った理由を要素ごとにまとめてます。

 

 

 

  • 話が進まない

さっき見やすい構成が良いんじゃないかって書いといてなんだけど、ギーツの場合これが致命的にかみ合ってない。

 

8~10話でストーリーに進展があるのはともかく、それって裏を返せばデザグラやってる間は基本的に話が進まないんだよね。

 

ギーツは各キャラにストーリーラインがあるみたいな感じだけど、

 

英寿・・・母親を探すためにデザグラで勝って願いを叶えてもらう、時々運営から情報を貰う

 

景和・・・世界平和を叶えるためデザグラに参加→退場者復活に変更、ジャマトが退場者じゃないかと疑う

 

祢音・・・本当の愛を見つけるためにデザグラに参加

 

道長・・・親友がライダーが原因で退場したから英寿を逆恨み、仮面ライダーをぶっ潰したいのでデザグラに参加

 

こんな調子で元々のストーリーラインが弱いどころかほぼないみたいな状態でスタートを切るんだよ。

 

で、突然ですが僕は仮面ライダーエグゼイドで一番嫌いなキャラは誰かって聞かれたら間違いなく花家大我を上げます。

 

なにかって言うと彼、最終回2話くらい前にして未だに「5年前俺がグラファイトを倒していれば……、バグスターを駆除していれば……」てな感じの事言うんだよね。

 

それを見てて心底うんざりしたんだよ「いい加減にしろよお前、ちょっとはその先の話をしろよ!」と。

 

そしてギーツのキャラクターのストーリーももれなく「その先の話」をまるでしないんだよね。

 

母親に会ったらどうなるの?

世界平和って具体的にどういうもの?

本当の愛ってなんなの?

仮面ライダーをぶっ潰してどうするの?

 

ギーツの序盤の基本が「デザグラに勝てば願いが叶う」だから裏を返せば「願いを叶えないと進展がない」となるんだよね。

 

元々の願いを叶えたとしてもどうにかなる未来が見えないんだけど。

 

そしてその間に何かしらの話で各々の願いに対する思いを強めるとかもほとんどない。

 

まああったとしても「もっと頑張る」くらいの回答しかないから詰んでるけど。

 

そして10話で英寿の願いを叶え、その後2シーズンも願いを叶える権限が後回しにされてしまう。

 

こんなんでストーリーが進むわけないし、その後ようやく叶った願いが道長の「仮面ライダーをぶっ潰す力」だからね、一番面白くない。

 

そしてその後は創世編に突入して「みんなが幸せになる世界」を目指し始める。

 

これもかなり酷くて、英寿は基本的に「願いつつければ叶う」、「信じ続ければ叶う」としか言わないんだよね。

 

先の話も、今までやって来た話もない状態でメイン3人の「幸せ」をまとめにいかないといけない、当然無いものをまとめても何もないよねとしかならない。

 

 

 

先程「デザグラをやっている間は話が進まない」と書いたわけだけど、

 

「じゃあデザグラが面白いのか?」と聞かれたら面白くありません。

 

目次にもある通り後出しじゃんけんのクソゲーなので「攻略を楽しむ」だったり「ゲームの結果に一喜一憂」することができない。

 

以下具体例

 

宝探しゲーム及び海賊ゲーム・・・変身方法すら教えてもらわずにジャマトと戦わされます。

 

ゾンビサバイバルゲーム・・・ゾンビに噛まれると次第にゾンビになっていきます、なので参加者が別の参加者を陥れようとします、ゾンビになりかけているのに休憩中に平然と街中に出れます、でもゾンビを倒しきればゾンビ化は直ります、参加者はそんなルールを知りません。

 

神経衰弱ゲーム・・・二人一組でジャマトを倒してもらいます、開始時の参加者が奇数だったので運営からライダーを出します、運営ライダーは特に何もしません、パートナーを変える事もできます、パートナーが変わった事を知らないまま戦えます。ジャマトの数が少ないので点の取り合いも発生しません。

 

缶蹴りゲーム・・・ジャマトが守る缶を蹴った人が優勝です、缶はエリア外まで飛ばさないといけません、このルールは後で判明しました、最終的にジャマトが缶を丸呑みにしました、モンスターを使ってワンパンで吹き飛ばして解決しました。

 

迷宮脱出ゲーム・・・ジャマトが徘徊する屋敷から暗号を解いて脱出します、ジャマト語を使わないといけませんが前参加者の残したメモで何とかなりました。

 

椅子取りゲーム・・・ドライバーをジャマトに奪われたのでジャマトライダーを倒してドライバーを取り返します、ジャマトに使われたドライバーは壊れるわけでもないので全員が勝つ可能性があります、ちなみにジャマト全滅時にドライバーを物理的に持ってないと脱落してしまいます、それで負けたマヌケがいるようです。

 

デザスター・・・人気投票制のシーズンで参加者の一人が人狼になります、ゲーム休憩時と終了時毎に投票が行われ参加者全員の票が集まると脱落です、デザスターはラストゲームまでバレない→最後の2人になれば→結局ラストゲームは3人になったけどバレなかったら優勝です。

 

人気投票・・・その名の通りオーディエンスから支持を得たライダーの中で一番の人が優勝します、途中参加且つジャマトの手伝いをしているバッファも対象になります、彼が最後まで残るとどうなるのかは全く分かりません。

 

学園ゲーム・・・不良ジャマト達が尊敬しているのが校長ジャマトです、校長室がないので隠しミッションを達成して造らないといけません。

 

と、デザグラで上げただけでも「ツムリに聞いたら教えてくれそう」なレベルのルールを後出しにし、且つゲームとしても成立しているのか疑わしくなるのがいくつもある。

 

他にも

 

怪我や大病を患ってたら失格扱いにされる、参加権の譲渡、ゲームの途中参加、参加者の選定は厳正(コネあり)、ゲームマスターが認めないとゲームが終わらない等

 

これらは基本的にメインキャラを失格させないための無駄に手厚い保険なんだよね、他のモブにはつゆほども適応されない。

 

デザグラがボロボロなのでその後のジャマグラもデザロワも俺のデザグラもゲームとして成立していないので一貫して面白くない。

 

 

 

  • キャラ

キャラクターも壊滅的。

 

メインキャラクター:英寿

サブキャラクター:道長

モブキャラクター:その他

 

サブキャラクターを通り越してモブキャラクター

 

ギーツは基本的にメイン4人って感じなんだけどとにかく英寿以外のキャラクターが薄い、ともすれば回によって英寿ですら空気になるからね。

 

これはストーリーの欄でも書いたけど個々のキャラクターの持つストーリーが薄いからキャラに感情移入ができない。

 

所謂個人回に該当する回でもキャラに共感できない、それ以外のキャラは空気。

 

空気ってメインが目立つのは当たり前だろって思うかもしれないけどマジで「なんかいる」レベルの空気なんだよ、いてもいなくても同じだし、喋っても印象に残んない。

 

そして負の連鎖で空気がメインになった所で特に思うところもないという。

 

 

キチガイ:桜井景和

桜井景和は頭が平和なので他人の話をすぐに鵜吞みにし、どうしようもないくらいの自己中クズである、姉が絡めば周り全てを敵として認定し、バカなので関係の無い人間にも当たる。

 

これは空気と書いた景和に一貫して書かれた描写である。

 

ちなみに公式サイトだとこれは「普通」らしい。

 

……普通って何なんだろうね?

 

あれかな、新興宗教とか詐欺、闇バイトにホイホイと引っかかるのを「普通」って言ってるの?

 

別にそれを「普通」というのは構わないけど、「まともではない」よね。

 

景和は終盤の創世編のストーリーを止めてたわけなんだけど、まあこの止めた割にはその後の話が徒労でしかないのがね。

 

見てて「で、いつこのゴミはタヒんで退場するの?(どうせ退場しないで許されるんだろうな……)」としか思わなかったもん。

 

そして最後まで何の成長もないキャラだった。1年間画面に移り続けるモブ。

 

 

道長:アホ

 

「デザグラに参加してた友人が、ライダーが原因でジャマトにやられたから仮面ライダーをぶっ潰す!ついでにその場に居た無関係のギーツに八つ当たりするぜ!」

 

彼はこんな感じでスタートから既にかなり無理なキャラクターである。

 

その後も口を開けば「ライダーはぶっ潰す」としか言わない、ある意味では一貫性があるといえなくもないけどギーツは上記の景和にすらある方面に対しての一貫性はあるので個性にはなりえない。

 

そして中盤になって今更のごとく「デザグラ運営が悪いんじゃね?」と言い出す。

 

まあこれならまだましなのかと思いきやその後彼がデザグラ運営と戦う事は何故かないんだよね。

 

理由はたった一つ「仮面ライダーをぶっ潰す力を持っているから」

 

だから絶対に運営ライダーと戦わせるわけにはいかないんだよね。

 

その代わりにデザロワに参加しているんだけど、「幸せなんて願うから不幸になるんだよ」と新たな口癖を習得してライダーと戦いだす。

 

運営が悪いって話がなかったことになってるし、必要もないライダー狩りをちまちましてて「憂さ晴らし」にしか見えなかった。

 

そのくせ「全部終わらせてやる」とか言いながらついぞ運営放置だよ?

お前、この先も現れるであろうライダー被害者は考えてなかったのかよ……。

 

総じて道長は「現実を見ていない」、「劣化版駆紋戒斗」という印象。

 

 

その他は割愛、

 

祢音に関しては割と周りの人間が勝手に話をしていくので祢音自身の意思を感じなかった。

 

未来人勢は基本的に「バカの集まり」という程度。

 

ツムリ、大智とウィンも物語に特に必要ないのでどうでもいい。

 

 

 

  • 壮大で空虚な時間設定

デザグラは人類が滅んだあとの未来人達がエンタメを求め、紀元前頃の時代からエンターテイメントとして始めたもの。

 

ミツメが創世の女神になって以降、勝てば願いを叶えるリアリティーライダーショーとして変わる。

 

浮世英寿は母であるミツメを探すために二千年間転生を繰り返しながら、時としてデザグラに参加し、時としてデザグラとは無縁の人生を送る。

 

 

 

何をしていたの?

 

まあこの流れを聞いてまず疑問に思うことだよね。

 

英寿は二千年間も転生を繰り返しながらミツメを探していたわけだけど、むしろなんで見つけられないんだよというレベル。

 

二千年の時を超えて母親と再会するという壮大さの割りには中身はまるでない。

 

デザグラ運営はミツメの存在を二千年間も隠し通せるほどの存在だったのか!?→そんなことはありません、聞いたら教えてくれるし、記録にもしてるので調べようと思えば調べれます。

 

英寿はミツメが創世の女神であることを知らないから仕方がない……→聞けば知れる程度の情報を知らない意味が分からない。

 

英寿はデザグラで母親を探してたけど現代にまで伸びた→戦国時代くらいになぜか思い付きで「母親に会いたい」と願ったら拒否された。その後も運営を疑うこと無くデザグラで通算4回優勝し、その全てに「生まれ変わって世界を守る覚悟を決めたら力を送る」という内容の願いを保留させた。

 

まあ、現代に入ってからは母親探しに専念しているし……→ダウト、「死ぬまでデザグラに参加できる権利」はともかく働かなくて良いだの、何故か現代で生きているわけない母親に気づいてもらえるようにスターになるだの無駄な願いを叶えている。

 

英寿の転生設定てかなり初期の段階から考えられていたらしいけど、その割には肝心の中身を考えていたようには見えない。

 

あと創世編が一番ヤバかったけど英寿って基本的に「やる気があるようには見えない」んだよね。

 

これが英寿に対して感情移入できない障壁になっていた。

 

 

 

  • テーマ

ギーツのテーマ、多分「幸せ」とか「願い続ければ叶う」とかそういうの。

セリフでも結構言ってたしね。

 

それでこのテーマも残念ながら描けているようには見えなかった。

 

ストーリーの欄に書いた「その先の話をしない」というのがここでもいかんなく発揮されていて、

「他の人間を不幸にするような願いを叶えるのは幸せといえるのか?」

「幸せの総量が決められている世界で、みんなが幸せになるにはどうすればいいのか?」

「願い続ければ叶うっていうけど、それ結局創世の力頼みだよね?」

ここら辺の疑問が最終回で英寿が神様になった事で全部投げ出されているんだよね。

 

なんでも叶う世界にしたので願えば叶います(え、じゃあダパーンみたいなやつが願ったら人類滅亡するの?)

 

なんでも叶う世界なので幸せの総量もありません(そもそも幸せの総量がどのくらいあるのかも知らないし、それにそれで本当に幸せになってるの……?)

 

創世の力頼みも変わらず。

 

幸せの総量って「一応」デスゲームものであるギーツは他人を蹴落としたら蹴落とされた奴は不幸になる(幸せを奪われて願いに還元される)らしいけど、これって要は現実でも結構ある事ではあると思うんだよね。

 

ダパーンみたいなのよりは少しマイルドにして、誰か特定個人の不幸を願うのがその人にとっての幸せであるみたいなこと。

 

でもギーツってそういう話をずっと避けてきていて、ダパーンも創世編で出てきたわりには出落ちのゴミだった。

 

じゃあ幸せの総量も願い続ければ叶うも全部創世の力で解決してしまうしかないんだよね、それが原因でデザグラは歪んだはずなのに。

 

 

 

  • 倫理観

相変わらずです。

 

テーマでも書いてるけど、デザグラで幸せの総量だなんだと言っている割には「それで不幸になるやつもいるんじゃないの?」という疑問には全く触れる事もなく話が進んでいく。

 

倫理観イカレ筆頭は景和だと思われがちだけど僕は道長だと思っています。

 

あれ、普通に大量虐殺しときながら「ライダーになるやつを減らしたかったんだな」って言われた時、全然ピンとこなかったけど、

 

色々考えていてあれが「禊」だと気づいた時はまあビビったね。

 

なので道長クラスが許されるなら景和もケケラやベロバ、何だったらじっと含めた運営陣全員許されると思うんだけどね。

 

「罪を憎んで人を憎まず」

「人の心があれば改心できる」

 

人間かどうかを判断するのが「作中人物が認定した人の心があるかどうか」って……。

 

個人的に高橋脚本でやって欲しかった、というかいい加減答えろよって思っているのが「それでも救えなかった人間とどう向き合うか」なんだよね。

 

エグゼイドからずっと逃げているんだけど、今までは「(全く別の存在として)生き返っているから大丈夫」としていたわけだけど、ギーツを見ればわかる通り今回はそもそも触れもしない、完全に忘れ去られている。

 

因みに最終回でジーンが「願いをコストにしないデザグラ」を開催しようと言っていました。

 

これはあれかな、ツムリがマグナムシューターを真に向けるべきはジーンだったというネタかな。

 

まっさか本編後に映画やVシネに直接つながるとか言わないでしょう。

 

 

 

  • バックル・リボルブオン

マグナムニンジャ

マグナムビート

ゾンビビート

ニンジャモンスター

ブジンモンスター

ブジンブースト

 

突然ですが皆さん、これらのフォームが「具体的に何をしたのか」覚えていますか?

僕は覚えていません、これら出た「だけ」で、何もしていないフォームを「出ただけフォーム」と呼んでいます。

 

ギーツは設定上、バックルはどのライダーに来るのか分からないみたいなギャンブル要素があったらしいけど知っての通り有名無実と化しました。

 

基本的にバックルは固定、小物バックルは2クール目辺りで完全消滅、以後出てきても雑魚が使うので期待の持てないゴミと化す、強化バックルも基本的に専用なので「ゲーム性」とまるでかみ合わない事になった。

 

リボルブオンもヤバい、あれって要は「左右に分かれたバックルをわざわざ付け替えなくて便利」程度のギミックでしかない。

 

戦闘に何度か活かしてたけど、まあ数える程しかなく、「モードの切り替え」が一番ましかな程度。

 

ギーツⅨの変身過程でリボルブオンするのもむしろ「でも戦闘でリボルブオンできなきゃ意味なくない?」としか思えなかった。

 

上半身下半身で分けたのもかみ合っていない、やる事が

上半身:素手、あるいは固有の武器で殴ります。

下半身:基本的にエフェクト付きの蹴りです。

だからしょうもなさすぎる、わざわざ分けた意味ないだろこれ。

 

当然別のライダーが同じバックルを使うも、戦い方を差別化できていないのであってないような要素です。

 

こんな感じでギーツのアクションも総じてつまらないです。

 

 

 

  • 最後に

この前Twitterで「ギーツが起こした革命」みたいなタグがあったけど、

僕が上げるとすれば「何もしていない事」だろうね。

 

世間的には安定した作風と言われてるけど、そりゃ何もしなければ安定はするよ。

 

中盤くらいまでは「奇跡的なくらいに全てがかみ合ってない」という印象だったけど、終盤見ていて「あー、これは何もしていないんだろうな」と思った。

 

その「何もしていない事」が露実に現れているのが創世編だろうね、一年間隠し通すのは無理だったのか、いや、隠そうとすらしていないから単に「飽きが来た」んだろうね。

 

スーパーマリオの映画が公開されたのでせっかくだからドラゴンクエストの映画を見てみた

ゲームという繋がりとしてもこのタイミングで見るのは良いんじゃないかと思った。

実際どっかで放送されないかなと思ってたけど、何やら著作権の関係で揉めているらしいので金曜ロードショーとかに期待するのは難しかったんだろう。

そんなわけで僕はネットフリックスで見ました。

 

一応何年か前にもうネタバレとか良いから何故そこまで「酷い」と言われてるのか調べたんだけど、まあ本当に酷いとは思ったな。

主にそのラストに関してはそりゃ叩かれるだろうよとなるよ。

そんなわけでこの記事は普通にネタバレするのでご注意ください。

 

 

 

目次

  • 「少年時代」スキップ
  • それは「ドラゴンクエスト」なの?
  • 諸々設定改変
  • ゲームのキャラクターだって生きているんだ」と言われても「心に響かない」
  • フローラという特異点的な存在と結婚イベントの弊害
  • このゲームのキャラクターは本当に生きているのか?
  • ただし「愛」はない

 

 

  • 「少年時代」スキップ

改めて思うのは「どういう世界観なのか」っていうのは結構気になるというかガバガバだよね。

旗には「体験」ってあったし、何かしらのそういうイベントで主人公君がゲームをあくまで体験したからある程度の制約があったのだろうか

それにしてはクリアまで言ってるんだよな、そこそこイベントは無視しているとは言っても。

「ドラゴンクエストV」と明言していないあたりどれでも好きなナンバリングを選べてそれをざっくりクリアまで体験できるとかなんだろうか。

少年時代をスキップしたことによって結構キャラクター達が知らない人になってしまっているんだよね。

ヘンリーは王様にこだわってるし、ビアンカは割と主人公を煽って来る(個人的なイメージでは頼れるお姉さんと言ってもあそこまで行くと違和感あるよねって感じ)

まあその中でも最たるはリュカなんだろうね「なりきれる」ってなりきれてないと思うんだけど。

設定も割と改変気味、一応後々のストーリーとの整合性は意外に取ってる印象。

でも「ドラクエV」と言えば時代の変化は重要だと思うんだよ、それをスキップしてしまえば序盤を見てないのとおんなじなんだから。

その時点から躓いているとは思う。

 

 

 

オーク「うんこくせえ……」

このセリフはモブであっても「ドラゴンクエストのキャラクター」が言うセリフではないよね。

 

この作品のキャラクター達は結構そういう第四の壁というものを認識して生きてそうなキャラクターがいるんだよね、でもそうなって来ると「ドラゴンクエスト」ではなくなる気がするんだけどね。

作風の違いだったりはあっても致し方ないとは言っても「うんこ」だなんて言葉ドラクエじゃ使うイメージないからなあ……。

 

 

 

  • 諸々設定改変

一番印象的なのは帰って来る度に雪が降っている「サンタローズ」だな。

これって妖精イベントスキップしたせいで年中冬の状態が解決してないってことでしょ?

 

ヘンリーとの別れも味気ない、やっぱりドラクエVは少年時代から始まるからこういう別れに対して別れ惜しみたくなる気持ちが出てくるんだからカットするべきじゃなかったよなぁ。

 

ルドマン「フローラはお主がいなくなったと聞いて酷く泣き崩れたものだ」

これもどちらかと言えばビアンカの役回りだと思う、今作の尺的にフローラもたたせたいからそういうふうにしたんだろうけどさ。

 

パパスがルドマンと交流あるの、元々王家出身だったらあってもおかしくないとは思うけど今回性にグランバニアってあるだけで王族云々の話もカットされてるんだよね。

 

妖精、一瞬しか映んなかったけど宇宙人ぽさがあったな、そりゃあんな見た目ならロボットを試練に置けますわ。

 

 

 

  • 「ゲームのキャラクターだって生きているんだ」と言われても「心に響かない」

これを多分この映画のテーマにしたかったんだろうね、知らんけど。

でも結局全くと言っていいほど心に響かなかったな。

 

ある意味ではネタバレ見てたからダメージこそなかったけど、これを初見で見てたら

突然世界の時間が止まって、ゲームの世界だと一瞬にして分かるようになって、ウイルスが現れて「ここはゲームの世界なんだからさ、いい加減大人になれよ」なんて言ってくるんだよ?

このネタバレ見た時本気で頭がおかしいんじゃないかと思ったよ。

 

でネタバレ込みで見てもやっぱり「主人公」の演説は響かなかった。

これの大きな要因としては「主人公≠視聴者」があると思う。

 

あくまで「主人公」の操作する「ドラクエVのリュカ」であって「ドラクエVをやったことがある人」の知る「ドラクエVの主人公」ではないんだよね。

その証拠にリュカはしょっちゅうヘタレるんだよね、「本当に自分は天空の勇者なの?」、「こんなの勝てっこないよ」って感じに。

体験会にいたスタッフは確か「主人公の気持ちを味わえる」みたいなこと言ってた気がするけど、さっきも書いたようになりきれてないんだよね。

 

てかやっぱり「自己暗示」だの「少年時代スキップ」だの明らかに主人公の気持ちを味わえているとは思えないシステムがあると思うけど。

 

 

 

  • フローラという特異点的な存在と結婚イベントの弊害

ミルドラースもといウイルス君はマーサだけはうすうす自分の存在には気づいていたと言ってたけど、僕はこのゲームの特異点はフローラだとは思うんだよね。

 

結婚を引き受けたタイミングだと「言ってこなかったらどうしようかと」なんて結構下衆な考え持ってて印象悪かったけど。

女の勘とやらでリュカが本当はビアンカを愛しているんじゃないかと気づいていたわけだ。

その後老婆に化けて自己暗示プログラムを呪文として認識しているのはもうすごいよね。

僕がじゃああれはゲームだったけどその中で本当に生きているんじゃないかと思えるキャラクターにはなったよ。

 

見終わった後に色々考えて「実はフローラも誰かが操作していて主人公の自己暗示を見抜いたんじゃないか」とかは考えたけど、それだとフローラじゃなくなるよね。

 

「ドラクエV」の大きなイベントとして「結婚」があるわけだけどこれも結構あっさりはしていた。

もともと「クエスト」なんてRPG系の世界観ならよくあるけどドラクエは9くらいにならないと意外にない(8は未プレイだからあるか知らないけど)んだよね。

 

フローラの根回しに対しても原作から改変しているせいか、それに対してリュカはかなりあっさり受け入れてビアンカを選んだんだよね。

原作だと割と感情的にはビアンカの方に重きが行くんだけど、ああいう影の努力ってのを見たらフローラもいいかもしれないって感じにはなる。

 

でも実際リュカの葛藤って「本当はビアンカが好きだった」ことにフォーカスが当てられていて、もうその時点でフローラの事は頭の中から消えていそう。

 

そして割と突っ込まれていたよね「ルドマンの逆鱗に触れたって体にしているのに、サラボナでビアンカにプロポーズするなよ」ってね。

 

 

 

  • このゲームのキャラクターは本当に生きているのか?

突然だけど皆さんは「仮面ライダーエグゼイド」という作品をご存じだろうか?

その作品のバグスターってやつらがゲームの敵キャラクターとして襲ってくるんだよ、それで彼らが中盤で「俺達ゲームキャラクターだって生きているんだ!殺されるために生まれたわけじゃない」って主張をするんだよね。

 

ここら辺この映画のテーマ、っぽそうな「ゲームのキャラクターだって生きているしそこで過ごした時間は本物なんだ」ってテーマとも似通っているとは思うんだよね。

まあバグスターは厳密にはウイルスであってあちらはあちらでちょっと主語がマザルアップしていてややこしんだけどね。

 

エグゼイドないである時それまで味方をしていたバグスターが洗脳されて敵になってしまう。

主人公の永夢(エム)はそのバグスターの洗脳を解いてこう言うわけなんだよ、

「君は本当はみんなとダンスゲームがしたいんでしょ」って。

かなりうろ覚えだけど。

 

その後そのバグスターは自身のキャラクターを生み出した親にこう言うんだよ、

「私をこういう感じにプログラミングしてくれてありがとう」って。

 

この一連のやり取り、話のサブタイトルにも「アイデンティティーを越えて」ってあるんだけど結局

「そのバグスターのアイデンティティーが元のゲームキャラクターに準拠させただけじゃん?」と随分と不思議に思ったんだよね。

 

同じ脚本家が書いたゼロワンでも主人公が漫画家のアシスタントしているアンドロイドに「お前の夢は漫画家になる事じゃないのか?」みたいなことを言ってたんだよ。

結局それって「押し付けている」と取られるんだよ。

 

それで今回この映画を見て初めてそういう押し付けに対する理解があったとは思う。

 

上記したように「それってドラクエのキャラクターが言う事じゃないよね」っていうのもそうだけど更にこの世界のキャラクターは割と第四の壁を認識しているってのにも通じる。

 

プサンだったりマーサだったり「今回は」っていう、これがゲームである事を認識していそうな事をちょくちょく言っているわけなんだけど、僕はそれに対しても「ドラクエVのキャラクター」ひいては「ゲームのキャラクター」が言う事じゃないだろって思ったんだよ。

ゲームをやっていると結構メタセリフは見かけるとは思うけど、それってゲームをプレイしているから思わず二ヤリとなるネタだと思う。

それを映画でやられるとさっきの「ドラクエのキャラクターが言う事じゃないよね」っていうのも相まって、水を差された気分になる。

 

話を戻すけどそういう「僕がドラクエのゲームに求める事」をこの映画のキャラクター達に押し付けてしまっているのは間違いないとは思った。

エグゼイドはゲームキャラクターっていう近しいようで漠然として、それでいて著作権とかの関係もあるからわざわざそのゲームキャラクターを実際にあるマリオだったりドラクエのキャラクターを使えない。

 

だから僕はバグスターに共感はできてもその後彼らがゲームキャラクターに準拠した行動を生きているとされたのを不思議に思って、

この映画のキャラクターに共感はできなくて、ゲームキャラクターに準拠した行動をして欲しいなと思ったんだよ。

 

 

 

  • ただし「愛」はない

自論だし圧倒的自己主観だけどこの映画からは「愛」が感じられなかった。

BGMはドラクエの曲使ってくれてるし(それにしちゃなんでだか6の曲がよく使われてたイメージあるけど)、映像表現なんかもドラクエを映像化したらこうなるよねってなるんだけど。

やっぱりキャラクターの言動だったりに水を差されてしまう。

最たる例がやっぱり「少年時代をスキップした主人公」だよね、「本当にドラクエVやったことあるの?」って思っちゃう。

主人公君、本当に感情移入できないやつだったよ……。

 

余談だけどネタバレ記事見た時に「ロト剣が出てくる」って見て、どんだけ世界観壊せば気が済むんだよと思ったけどそりゃもう「ドラクエV」じゃなくなってるんだから出てきて当然だよな。

どうでもいいんだもん。